地上最強のブログ

しばいてくぞ

現代のニーチェ

 

前回の記事から

らいたいなら、他になんぼでもおる。ニーチェを読みに来なくていい。

いい加減、明治大正に確立もといデッチ上がった嘘ニーチェ像を払拭或いは抹消すべきだろう。思想の大巨頭にして西洋の大看板、人生苦と世界苦を引き受けたもう1人のメシア、ディオニュソス的「陶酔」の密儀の扉を開く古代的神秘家、「伝統」「的」「形而上学」のウンタラとウンタラしていた現代思想への架け橋、そんな、ただ芝居がかっているだけでしかなく中身が全くない虚像捏造虚妄妄想を21世紀にも連綿と口真似し続け確証バイアスし続ける日本語「ニーチェ」量産の宣伝工作をいまや殲滅するべきだろう。

 

おまえの思ってるのはニーチェではない

 

Generation Change

Generation Change

  • AKB48
  • 発売日: 2019/03/13
  • メディア: MP3 ダウンロード

さて、生前に出版物の形をとった中では最大の著作ということになる『人間的、あまりに人間的』(という邦題もバカ丸出しだな)など、むさくるしい大巨匠風とは無縁の面白い考察がメインである。現在「邦」「訳」が何点か有るがそこでバカ日本語に汚染されているニーチェを救出してみよう。どこにも鋭い考察が溢れ返っているから、作為なくテキトーに第1巻の一部分を開いてみる。(なお言っておくがここまででさんざんリンク貼ってきたようにニーチェの原文がほぼすべてネットに上がっている。スマホタブレットを開いて本という遺物を捨てろ。ニーチェはネットで読むのである。その研究論文のPDFもよく転がってる。他の何百人もの著作者たちも同様だ。ゴミサイトのプロジェクトグーテンベルクでも非常に有用なZeno.orgでもなんでもいい。ネットでは読書が出来るのであり、本の数億万冊が上がっているのである。もういい加減みとめろニーチェなど、クズ邦訳の紙の本よりもネット上の原文に取り組んだほうがずっといい。ネットのほうが書籍より上等であり優秀である。賢くなるにはやはりネットより本だと今だに固陋に固執している精神老害のアホが後を絶たず、特に本で(出版社にチンチンして)やっぱ本だよと宣伝工作をしつこく繰り返しているが、この(自分すらも洗脳している)洗脳詐欺師どもに騙されないようにしよう。)

Schatten in der Flamme. — Die Flamme ist sich selber nicht so hell, als den Anderen, denen sie leuchtet: so auch der Weise.

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, IX/570)

 

(火は明るいがそれは見ているほうにそうなのであって火には火は別に明るくない。そと見から立派に見えるだけであって中身はさにあらざるもの、こういうものが、賢慮ある者とされている者の実際である。)

火の光照射が叡知的なもののことであるが、それを発している者もそれに照らされているのならよかったのだが、そうでもなくて、こいつは自分自身に関しは暗く不分明で影なのである。学識を照射することもできれば自分を輝いて見せることもできる、しかしその光射は自分には向かない。いくらでも人間に関して卓越見解を述べることができるが、しかし自分にはその賢慮が向かない。自分は照らせず自分は反省できない。これは、賢人でも囚われる認知欠陥、自分だけは考察から免除し・自分は分析から除外し・自分には批判を向けらないという認知バイアスのことである。そう考えると、心理や行動を考察することというのは何ともいみじいものである。

Eigene Meinungen. — Die erste Meinung, welche uns einfällt, wenn wir plötzlich über eine Sache befragt werden, ist gewöhnlich nicht unsere eigene, sondern nur die landläufige, unserer Kaste, Stellung, Abkunft zugehörige; die eigenen Meinungen schwimmen selten oben auf.

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, IX/571)

 

(パッと聞かれてパッと答えるときに言っていることは到底自分本来の意見や言いたいことや自分独自理論ではない。自分内レキシコンから脊髄反射で出てきたものにすぎず、みんなや誰かや周りやが言ってる安直流布意見にすぎず、こんな時しゃべっているのは自分ではなくて自分の中の誰か・自分の中の馴染み社会集団である。そんな、自分独自のと言える言葉が出てくる場面などまず無いのである。)

これこそ、この記事この記事この記事などでさんざん述べてきた問題、つまり、日常の会話場面では熟考と詳論と分析の結果の言葉のやりとりをしているのではなくて口を突いて出てくる言葉をただただ吐き散らしているだけ(またはお猿よろしくのナワバリ測り合いや他人を使ったセンズリ)であり、会話というのものは999999%が発話機械の音声垂れ流しまたはアホとアホのグルーミング交歓にしかなっていないということ、会話というものは情報量としてはクズの中のクズであるということ、この問題を言い表してくれている文章である。

オフショアガール

オフショアガール

  • 乃木坂46
  • 発売日: 2019/10/01
  • メディア: MP3 ダウンロード

Herkunft des Muthes. — Der gewöhnliche Mensch ist muthig und unverwundbar wie ein Held, wenn er die Gefahr nicht sieht, für sie keine Augen hat. Umgekehrt: der Held hat die einzig verwundbare Stelle auf dem Rücken, also dort, wo er keine Augen hat.

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, IX/572)

 

(そいつがコンジョーや度胸あるということがそいつがコンジョーや度胸あるということではない。そいつはただ単に危機感や注意力が無いだけだ。そんなんやったら誰だってそら怖いもんなし危ないもんなしになる。もちろん危ないものはそこら中に転がっている。そいつに見えていないだけだ。)

平和ボケ社会を描いている。行く先の経済破綻や開戦後の成り行きを査定できず危惧できないから破滅に突っ込んでしまった数々の社会を思い出すまでもなし。つまり楽観性バイアスのことを言っているようなのだが、描写している絵自体は、特にこれと言うとなると、危険状況を目前にしてお茶をすすっている正常性バイアスという認知欠陥をこそ思い出させる。それは豪胆で勇敢なのではなくてただのアホなのである。

Wunderliche Eitelkeit. — Wer dreimal mit Dreistigkeit das Wetter prophezeit hat und Erfolg hatte, der glaubt im Grunde seiner Seele ein Wenig an seine Prophetengabe. Wir lassen das Wunderliche, Irrationelle gelten, wenn es unserer Selbstschätzung schmeichelt.

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, IX/574)

 

(例えばたまたま何回か予言が当たったりなんかすると嬉しがって本当にそんな能力があるのかと信じ出さなくもないものだが、実に、どんな突飛なことフザケたことでも、自分さえ気分良ければ、アリとしてしまうものである。)

アホはランダム事象を擬人化する。何かが妙にうまくいくこともあるだろう、「ついている」こともあるだろう、「不幸」「が重なる」こともあるだろう、「落ち目」になることもあるだろう、すべて、事象の統計的分布傾向の1種にすぎず、「運」を見ても・《もしかして自分には…》を思っても・「めぐりあわせ」等をホザいても、まったく意味も中身もない迷信を妄信しているにすぎない。運勢やツキなどというものは一切まったく存在しない。3回天気予報が当たろうとサイコロで6の目が60000億回連続で出ようとただありえるだけの事象にすぎない。次の1回で外れるかも知れず、外れてもだからそれでどうなった「運」「が」「尽きた」ということではない。

Halbwissen. — Das Halbwissen ist siegreicher, als das Ganzwissen: es kennt die Dinge einfacher, als sie sind, und macht daher seine Meinung fasslicher und überzeugender.

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, IX/578)

 

(知り尽くしているよりもあまり知らないほうがシアワセであります。よく事情や難儀を知らないほうが、つまり単純理解しているほうが、そりゃ単純に説明できて、つまり飲み込みやすく説明できて、つまりウケがよくなるものですからな。チーン)

これはもう、専門的に取り組んでいる分野の事柄について聞きかじり孫引きWikiレベルのお気楽なトーシローがしゃべってくさってやがるのを見るにつけ誰しも思うことである。よく分かってない奴ほど喋りた

次回の記事に続く

 

僕にできること

僕にできること

  • AKB48
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: MP3 ダウンロード