地上最強のブログ

しばいてくぞ

AKB48「羊飼いの旅」MVに映る文書は Vischerの「Auch Einer」

 

前置きだが、YouTube中毒だがここ1年以上中毒になっている格闘技や格闘家のYouTubeの話、おもしろい系に関しては結局先々月に城戸康裕チャンネルがやっとついに開設(開設当初の動画からしてもう面白い。投稿されたぶんは全部観ることになる)されて、これさえ見ていればいいということになったものだが、観てて啓発的系では 纐纈卓真氏の動画が どの1本も全編熟してしまうおもしろすぎる内容だと分かったものだ。

それはそうと、この記事でも注記しておいたが、今までに(とこれから)ボディメイクについて書いてきたことはほぼどれも井上浩の発言が前提になっていて常にこの人の発言を意識している。発言というのは、御本人が誰かと話しているのを横で聞いていたり、「DIARY」と題してhtmlで付けている日記を読んだり、それに併設するページを読んだり、昔出ているテレビ番組をつべで観たりしていたもののことだが、いかんせんどれも散発的にすぎるものだった。ところが、(今リンク貼った記事にも書いているが、)まとまったものとして、ついに去年12月~今年3月に木澤大祐が対談の形で世に残してくれている(ことを最近知った)。木澤氏のおかげで、というかYouTubeのおかげで、いや元をたどればアスリートYouTuberが続々デビューという 例のあの人が作った2019年以来の流れのおかげで、この人の発言がこれだけまとまった形で世に保存されることになった。まともに聴いていると衝撃的も衝撃的な内容なのだが、観ている数万人はどう反応するのだろうか。それでも無駄をやめれないだろうか。現状維持バイアスが強固だろうか。

 

なお、ブログの前置きでありがちな、最近何をしてて調子がどうで更新状況がどないだ云々といった、書いてる本人だけがウレシいだけのくだらん些事、こういうキモのろけは一切書かん。お前というカス個人の個人的近況など個人的ウレシがって書かんでいいぞ。ブログは日記ではない。

であるから、例えば、Twitterという、ユーザーに随分親切な設計な上、情報のオープンな発信をさせてもらえて全世界に即公開させてもらえるという、時代のありかたに何よりも即した最良のSNSに投稿したり、LINEタイムラインというユーザーを愚弄するだけ(自分のページで自分の投稿が20個以上の広告の下に置かれることもあるほどの広告攻撃とクズ「ディスカバー」攻撃)の人間のクズが運営しているゴミSNSを1年半我慢して使ってからFacebookというそれの多少小マシなのに乗り換えて投稿したり(ハイエンドスマホのカメラで撮った超私事動画をアップし続けるだけ、動画投稿場所。正しい使い方などしないし知らん)していると、気が済んでしまって、このブログに投稿せんようになってきていたのであったという最近の事情などは、一切書かんことにする。

 

いい加減本題だが、こういう:

Deadline

Deadline

欅坂46

  • 発売日: 2021/03/15
  • メディア: MP3 ダウンロード

もんのすんごい神曲が今年出ているが、そうは言っても、(楽曲は)46/48グループ中で一番わかりにくくて ついていけない欅坂46(とはいえ、新生櫻坂46の今のところの2シングル「Nobody's fault」「BAN」収録曲はまあまあ聴きやすく、特に思ったよりも寂しくないが抜群中の抜群)、48グループ楽曲のほうが聴きやすいが、その最たるものたるAKB48、そのAKBに、Deadlineと詞の内容が似ていなくもないような気がしなくもない

羊飼いの旅

羊飼いの旅

  • AKB48
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: MP3 ダウンロード

という、Deadlineの1億倍は感銘深い大激超名曲があるが、これのミュージックビデオに フラクトゥア書面の文書が映る数秒がある。

映画を主にいかなる映像でもフラクトゥアが一瞬でも映ると俺の出番と出典を明らかにする気になる者としては即ググるわけだが、そうすると、これが、フィッシャー(Friedrich Theodor Vischer, 1807–1887)Auch Einer. Eine Reisebekanntschaftの冒頭部分のページだということが分かった。昨日のことだ。

分かったのは、基本的にはクソ役に立たないものだとはいえ使わざるをえない時もあるにはあるprojekt-gutenbergのページ。ここからコピペしながら検討する。

映るのは、柏木由紀が紙を手に取るほんの数秒。この紙は、3分05秒でゆきりんの目の前に落下してくる:

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紙だが、これが、2分52秒のところで梅田彩佳が手に持っている本:

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の頁が3分03秒で飛んで行った:

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ものだとしても、本のほうには何も書いていないので、検討ができない。

映るフラクトゥア書面だが、2つあって、まず3分19秒:

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のところで移っているのは、

①「und Nesseln der menschlichen Lebensreise. Am andern」と書いた行から
②「Meinungen gingen darüber auseinander, ob es passender」と書いた行まで

の1頁だと見える。

ここではテキストに欠けはないようで、原文通りなようだ。実際、今リンク張ったWikipediaページがリンク張っている1879年出版初刊本を見に行ってもいい。その7ページから8ページまでが、この紙に見る文章の該当箇所だ。

次に、3分23秒:

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で映るのはたぶん裏面なのだろうが、ただ、

②からかなり飛んで
③「gewöhnliche Zustand des Menschen, gern unterdrückte; ich konnte freilich ohnedies ahnen, daß ich schlecht damit gefahren wäre.」

から始まっている。つまり初刊本の27ページからだ。3分26秒:

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ではっきり映るところを見れば はっきりわかる。

23秒のところだが、今参照しているグーテンベルクのページの丁度最下段の「, und so stieg ich mit ihm in die »salle à manger« hinab」という部分、ここまでが見えると言えば見えなくもない。初刊本の29ページまでということになる。

その次の段落、両手の人差し指のところに当たる段落はグーテンベルの次のページなのだろうが、さすがに判読を諦めるし、ちゃんと続いているのか定かでもない。

というのも、26秒のところを見ると、不審な点があるからだ。見ると、③の後で段落を変えて

④「A. E. war inzwischen daran, sich reisefertig zu machen」

という行が来ているが、なんと、この間の「Dagegen wollte ich mich doch nicht enthalten, als der Paroxismus zu Ende war, vorzubringen: »Aber was machen Sie denn, wenn Sie ernstlich, schwer krank sind?«」を飛ばしているのである!何だこれは?しかも、その次の段落が

⑤「Er hatte inzwischen seine Reisetasche gepackt, wobei er, wie ich bemerkte, sehr geschickt zu Werke ging」

という文から始まっているが、これもむちゃくちゃだ。まず、④と⑤の間の文章がごっそり抜けている。初刊本で言うなら27ページから28ページまでの間の22行ほど。また、下線を付した語「inzwischen」が映像では抜けている。なぜ…?

つまり、ゆきりんが手に持っている紙は、おかしい謎のテキストなのである。

現在、研究者なら使ってて当たり前で 使ってない者や知らない者は〇んでくれとしか言えないGoogle Booksをもちろん見には行っていて、

が見つかるが、 第4版第1巻と第7版第1巻に こういった異常はみつからない。冒頭部分は初版とまったく同じテキストのようだ。

上にリンク張ったWikipediaのページを見ればわかるようにAuch Einerは20世紀にも続々改版が出続けている。その中のどれかが映像中の紙片の体裁なのだろうか?それともこの紙片は 小道具担当スタッフがテキトーに作ったものなのだろうか?