本題だが、今回も経緯から言っておくと、そもそも判子とハンコ文化などという、この生体認証とQRコードの時代に、証明を物品でするという太古の社会に退行する風習(でしかない。印鑑がアリガタイのは認知エラー)、人類を愚弄するような 進歩に逆流しこれを侮辱するような退行的できわめて原始的な恥ずべき「恥ずかしい」呪物崇拝の一種など一生見向きもする気なく 当然百十均のものしか持ってなかったのだが、人はその生きる社会の要求というか強要の下で生き延びていくしかないもので、印鑑をしっかり所有しておくことを脅迫されている以上、ひとつ 一生の間へたれないモノを作っておいてタンス(タンスなんか持っとらんわ)の奥に放り込んどいたらええやろと考えた。
考えたのは、必要とされるまたは所持を強要される〇ンコを失くしてしまわないように多少コマシなもんを持っとこかと考えたから。それは銀行の「届出印」のことだが、ふと付加年金を申請しようと思い立って2月8日に役場で申請、1ヵ月もかかって3月9日に口座振替書が届き、11日に銀行に行ったら届出印を失くしていた。
こいつにも前納があるが、1年前納で100円割引程度。
届出印なんだろうと思って持って行った判子を窓口で渡すと違っており、登録し直しは20分もかからないで全手続き済ましてくれはしたから紛失もそんなにオオゴトではないのではあるが、とはいえ、どうせこんなものがこれから先々いるのなら、失くさないものを持っておこうと思い始める。銀行で用があるのみならず、来年にはマイクロソフトのCEOに就任する予定などがある自分からしたら、他にも非110均はんこの出番もあるだろう。
というか、届出印であろう・届出印だったような気がする110均ハンコなんて、どっかで捨てている。失くしたというより捨てている。ゴミやから紛失してしまうねん。見下す気にもならない高い目のものを調達してみよう。それには、印鑑を作るというクソ文化があるが、こいつを体験してみよう。
と思い立っても 近所のお店に行くなどということはせず(実店舗なんて滅びろ)、まずネット通販をググる(ネット以外の通販は滅びろ)のだが、動物系は論外も論外(動物を材料にする全文化が滅びろ、動物園もペット文化も滅びろ)だから当然鉱物系だが、耐久度や長持ちでググると、いや多分これらでググらなくてもだが、チタンの印鑑が検索ヒットする。その詳細、業者たちやサイト比較や商品個々のなにがし云々や価格についてあれこれあれこれ等々はハンコ大好き判子崇拝者たちとこいつらを釣ってる無数のブログに任しておけばいいこと(つまり、ググれ)であって一切詳述しないが、言いたいことはつまり、クソ高い。近所のお店やテレビ通販ならもっとボッタクられんだろうなと思うが、それにしても、高い。チタン一択だが、一言で言うなら まともなものなら最低1万円台ということになろう。ゴミに1万も出せるか。
安物は偽物かも知れないがそんなことはどうでもよく(そもそもステンレスでもいい、数十年もてばええねん、捨てれんかったらええんねん)、どうせ安いのならAmazonに出品している業者から買おう。通販サイトは最低で2000円台だ(本記事執筆時点前後)が、マーケットプレイスなら1000円台だ!!!(まあ、安いのは大丈夫なんかと心配になってググりながらやがてAmazonのページに突き当たり こんなことを考えるようになったという経緯なのだが)。
そういうのはいくつかあるが、買うものは大きければ大きいほどいいというしみったれ根性により ぼくの〇んち〇とおなじサイズの18cmを出品している上掲画像のページから、前述の業者から買う。中華なんだろう。中華品万歳。
上掲画像に見るように、彫る名前などは「ギフト設定」→「ギフトメッセージ」から指示する。
ハンコなぞ ネット通販のギフト券で買えばいい。クレジットで払えばいい。機械が彫ればいい。「顔の見える()」お店で紙に書いて注文して職人が手彫りしてくれたアリガタイもの、そんなもん要らん。滅びたらいい旧弊文化だ。
注文してから1週間以内には届く。上画像に見るように18日までには到着の予定とのことで、17日の午後に届いた。
印相体にしたから、現物を見ても正しい名前が彫られているか分かりようがないので、どんな名前を彫ったのか等の商品仕様書きぐらい同封してくれもいいものなのに、梱包物はたったこれだけしかない:
「Toner cartridge Shop」という業者から買ったのだが、注文や発送に際して一切出てこなかった業者の名義になっている。「ワールド BSK」とは何かとググると、ハンコジャパン ポンパレモール店-株式会社ワールドBSKというのがヒットする。
とにかく、現物はこんなん:
こんなものが要らん社会にさっさとなれ
↑ ちなみに彫られた字は印相体なのでさっぱり読めず 自分の名前がちゃんと彫られてあるのかどうかも分からず、どうやって確かめたらいいのか考えあぐねていたのだが、↓ 銀行の人があっさり読んでくれた …。銀行に勤めるならはこんな甲骨文字を読めないといけないんだな。大変…。
さてこいつを買った第一の目的が銀行印にするというものだったが、翌18日 たまたま開店9時に銀行に入って、登録していた三文判に替えてこの高級判を登録しようとすると、スマホの格安SIMの激遅低速回線でもたもたWEB通帳を開いていたり 予約者が1人来て順番が1人後になっていたりしたというのに、入店から退店まででたった14分台、登録手続きだけならわずか5分前後で済んだ。銀行印の届出は激速なんやね。