るが、これの要因にもなっているのであろう傾向、好ましいものや繁栄している業績のほうには大して感謝せず想いを寄せず、好ましくなく排除したい害悪や迷惑や苦痛や恥辱のほうにばかり意識が偏ってしまうという傾向が有る。嫌ナモノや見タクナイものほど人の注意を引き人心を惹き心を魅きつけ客を集めるのである。世を肯定し誰かの全能を讃え今の現状が今の現状だな日常は日常だなということを描いているモノには、誰も寄ってこない見向きもしないのである。一方、血腥くて猟奇的で救いようがなくて抗い難い筋展開物語となると人心を魅き付けてやまない。それが不可避不可抗力で不可逆の暴威的な成り行きだから、大自然の暴威を眺めるような心地だからといった崇高系神聖系の解釈も、つまりは甘い。だからそういうのが何で見たくなるのか、見たくないのに見たくなるのか見てしまうのか、その原因をいま探っている。そこが、損失回避行動等の根源にもある、痛いもの損すること想うだにイヤなもの不快なもの圧倒してくる暴力こそ気になって気になって仕方がないという動機動因ではないのかと今述べているのである。
さて騙されてはいけないよシリーズ、なんぼでも思い付くのだが例えば助言や尊敬の場面なんかで間違ってることがないだろうか。例えば勇気ヅケラレマシタとか励ミニナリマスとか言うことがあるが、行動の始点としては余り好ましくないのだろう、少なくとも言葉に依るのであるなら。この記事やこの記事やこの記事やこの記事やこの記事やその他ほうぼうで論じてきたように言葉や言語記号の素性というのがいかがわしいものであるが、それは自薦とたがい真正たること一度も無くありえず、行動に影響して来る因子の中では特に力が無いほうである。よく付き合いとか人間関係とかで言葉が心を決定することが有るかのように見えるし言うが、いやこれだって言葉なぞほぼ何もしてなく、言葉が最後にモノを言った場面までの全ノンバーバル過程がコトの99％を決めているのであり、最後に付け足し程度で出現しよるのが言葉に過ぎない。誓いとか約束とかいうのもこういうものだ。誰しも、法や担保や手形がしょせん取り決めに過ぎず棄損しても発火するワケでも地軸が歪むワケでもないことを知っている通り、これらの形態化である言葉なぞも所詮実体実質の無い非物体であることを知っている。それで言葉にすがるのは、言葉以外の膨大なファクターを考慮に入れるのが面倒だから、言葉だけ見てりゃその他の非言語的因子たちを考えんでええから、とラクしてサボっているのだろう。だから人への影響も言葉なぞ大したことがなく、行動感化や態度変容や信念形成などは励ミニナル有
難キ御言葉に依っているのではないし依ることなどほぼ無い。だから拝領した言葉に何か反応していると思っている限りでは、あなたは間違っている、騙されてるよ、自分に。その感化は続かないし深くまで届いていないだろう。そうでもねえよ言葉効いたよマジだよと言いたくなるなら、いやお前は、言葉に依っているのではなくて別の因子に依っている。
さて次の騙されてはいけないだが、引
