地上最強のブログ

しばいてくぞ

連鎖する #06

 

前回の記事から 

なぜ会費無料クレカがあるのか不思議だが、会費を払う層が必ずいるのであり、クレカ会社が設ける各種〇〇費をどんだけ払っても痛くも痒くもない層が必ずいるのである。自分は緻密に計算して買っててアホCMに乗せられるワケがないつもりでいても、世の大多数が、企業のカモになってる買い方をしているのである。自分だけはマクド100円単品以外に目もくれないでいても、来客の大半が、セットや限定品演出品にボッタくられるのである。必ず、そのド定価で買う不幸福な人が居るのである。プラスドライバー1本やOS初期化一発で出来る修理を業者に出してウン万円を払う人間が、PC所有者の大半なのである。情弱は一生情弱のままでいるのが心のドン底から大好きなのである。「そんなバカな」と見えるどんな売り方にも、残念ながら、効果があるのである。

そう、ケンカを売りまくっている本ブログだが、世の中の阿呆をなんぼ責めても無駄であり何もどないにもならんことぐらい承知している。

現今の膨大な中身ゼロうんこブログに、特に欧米人が基地外と池沼の見本市のようなアホづらやジェスチャーをしているのが多いクソゲロきも画像、「アイキャッチ画像」などのキモげろクソ画像が充満しているが、アホが自分に「アホ」を貼り紙しているようなこんな池沼画像がクソ多用されるのも、効果があるからである。人類の知能水準をダダ下げて己の知的尊厳を蹂躙することになっても、ブログ読者は、「アイキャッチ画像」などの糞キモげろ画像に飛びつくのである。人をアホ化するいかなるものも、人に対して効果がある。ヒトが基本的にはそういうものだからだ。

知的尊厳蹂躙と言えばこの記事で半殺しにしておいた「録音笑い(laugh track)」という世にも頭の悪い文化だが、米国等の邸能番組でこの邸能装置がばんばん利用され誰も抗議デモを起こさないのも、ハンガーストライキもワイシャツストライキワイセツストライクも起こさないのも、この邸能装置が効果があるからである。如実に視聴率につながっているのである。どれだけバカバカしくて不愉快な気がしても、米国等の邸能番組視聴者は、これがないと物足りなく感じ不満をおぼえ、街頭が飛び出して徒党を組んで座り込みを決行し、リメンバートンキンハーバーと発狂するのである、録音笑い付きでな。そんなにも、これが大好きなのである。我々のような、石橋木梨や円楽師匠が造る本物笑いの文化の民からすればどれほど「録音笑い」が文明性に欠けた痴呆化装置であっても、効果があるもんはあるのである。

この記事この記事で書いたことだが、日本では、選挙カーという街宣車爆撃機が、珍走団のお手本となるために、ウグイス嬢というこの世で最も頭の悪い拡声器を乱用して、TNTもといバニラ求人換算1億トンの同時多発テロを行なうのだが、それが合法的に受け容れられているという、小説よりも奇なるディストピアが列島に実現しているのには、ワケがある。リンク貼る必要もないぐらいほうぼうで言われているが、あれは、思いっきり効果がある。あれが迷惑という声があちこちで上がっているように見えてもそれは少数意見であって、国民の大多数が、選挙カーからの空襲を受けるのが心から好きで、あれで耳をつんざかれた分だけ加害者に投票しに行くのである。大騒音もっとやって下さいという御自慢の「マゾ」民族である、召し上がれ♡ そう、ウグイス嬢が絶呼し連叫した名前ほど、投票されるのである。それが現実なのである。アーメン。

人は進んで白痴痴呆化をシャワーされたがる。自分から進んで、自分をバカにして下さい・バカと化さして下さいと身を挺して身をもだえる。知的能力劣化低下装置と言えば、この記事この記事でかわいがっておいた吹き替えという(真の)言語しょう障害者用措置なども思い付くが、いやもうこいつに関しては何と言ったらいいのか、お前が吹き替えを愛好していればしているその分だけ人類の進化の道筋を夢に向かって原虫に向かって全力ダッシュ 

初恋ダッシュ

初恋ダッシュ

していると思え、と言ったらいいのか、或いは、言語が古代から現代にかけて黄金時代→銀時代→青銅時代→鉄時代→肥溜時代と退化していっているという話が立証されていると言ったらいいのか、そして言語能力も大いに退化しているよという指摘を加えたらいいのか、何と言っても言い尽くせないような、宇宙に冠たる完成されたバカ文化である。霊長類にふさわしいものではない。偶蹄目や頭足類にふさわしいものでもない。吹き替えで他言語を受容している限り、「外国」語は一切まったく受容されない。お前らのは、日本人シュワちゃんであり日本人コロンボであり日本のアメリカであり日本のパリであるにすぎない。そうだな明治大正以来の伝統だな。他言語映像提供を吹き替えで埋め尽くしておきながら国民の《英語》《英会話》《能力》の《低》さ(くだらねー)を嘆いているようでは、車で来館してエレベーターで移動してジムのコンベアで一生懸命走ってる邸能よりももっと本末転倒のアホなことをしている。

しかし、尚さらに知性の無くなってしまっている例を見よう。

アメリカの国家犯罪全書

アメリカの国家犯罪全書

  • 作者: ウィリアムブルム,William Blum,益岡賢
  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 2003/04/01

などを読めば分かることだが、侵略をする時に合州国は(侵略以外に何をしているというのか)、その酋長を筆頭に、政権者たちが、健常者人間から出てくるものとは思えないド間抜けな世迷言を放ちまくるのだが、そんな、どこからどう聞いても嘘大義・嘘正義・嘘民主・嘘公正・嘘道徳・嘘慈善・嘘餃子・嘘炒飯でしかない放言を意地の意固地で必ず放屁するのも、やはり、(この人たちがガチの狂信者だからであるのは勿論だがそれと同時に、)何かしら効果があるからだ。どこまでドマヌケで底が見え透いた公式表明も、それを聞いて心に届きますのですわという人間が国内と日本に大量に居るのである。小浜市という世界にさらした恥。ナチスが10個入ってもおつりが来るような史上極悪のならずもの国家アメリカの政府だが、こんなところでも、もちろん、ミサイルを発射した大統領なり、黒船を発明したペリーなり、ベトナムを焦土にしたマッカーサーなり、といった個人が問題なのではなくて、あくまで政体構造・国家構造こそが問題なのである(米国にイロコイ連邦の真似はできない)が、それはともかく、名だたる政権珍人たちの発言を収集してみたら、ホンネとタテマエ言語研究に大いに資するコーパスとなること間違いない。

もっと話を広げて恒例の「人類」だが、人類の宿業である認知バイアスに関しても、さんざんヤリ玉槍チンに挙げておきながら、言っておかなければならない:こいつにもまた効果があるということを。こういった認知エラーなりヒューリスティック判断なりといったものは、アウストラロピテクスには用があったところの、知的処理能力の中でのサバンナ生活ジャングル生活向けの部分であり、こんな所においては、排除すべき誤りでもないものなのである。これを活用する人種が、現在でも、確かに有る。それは、いったい何を想定して何と戦いたいのか意味不明の「サバイバル」に明け暮れている人種、つまり、ヒトが太古の大昔から自然生活に必要な《知恵》をすべて身に付けた・身に付けているべき独立独歩の生体であるのでは全くないことを何も知らずにカン違いに明け暮れている人種、或いは、生まれてきたことや人生の真実のような何かに迫れると妄念して「極限」状況や《生存を試される》イチかバチか木魚かの状況を無理矢理製作設定仮構した上でそこで原始ゴッコにこれでもかと打ち込んでいる人種、すなわち、ヒトに於ける自然というものが何であるのかを誤解し、と言うよりそれが何であるのかを考えてきた思想たちと付き合うことすらせずに、と言うより自分の中で虚妄しているだけの「自然」観念、自分が溺れたいだけの抽象的イデオロギーに取り憑かれて、今日も昨日も明日もあさっても、国家のお庭の中で野生遊び・自然ごっこ・サバイバルままごとに精を出している人種、こういった真実真正にオメデタイ人種、この人らには、排除すべき弊害でしかない原始知的能力が、すんごく必要なものになるのである。

関係ないが登山探検冒険紀行旅行ジャンルでは、

外道クライマー (集英社文庫)

外道クライマー

  • 作者: 宮城公博
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2019/03/20

が群を抜いて最高に面白い。目ん玉飛び出て乳首が浮くぐらい面白い。これこそ名著というものだ。

 

ところで本記事は交差なり連鎖なり逆にせよ問題なりとは別に関係がなく、記事タイトルに偽りありである。タイトルは「なさそうである」ぐらいにしといたらよかった。ただ、今のタイトルにしておくと、他の「連鎖する」シリーズを読んだらこの記事も読まんと気が済まなくは確実になるだろう。「内容が違うからこれは別モノ」と割り切って考えれない。

別にこんなブログのことはどうでもいいが、こんな気の済まなさ、心当たりが痛いぐらいあるだろう。そんな気の済まなさを、一貫性の原理consistency principle)と言う。一度やりだしたもの・手をつけたもの・読みだしたシリーズ・開いた本・受け取ったリスト・関わった活動・知り合った人間・就いた現場・始めた執筆・動き出した事業・出発した旅、に連なり含まれるものは是すべて平らげなければ気が済まなくなるという、深い意味のかけらもない根も葉もない単なるバイアス・単なる認知の欠陥である。

何が言いたいかというと、このバイアスのせいで、この記事この記事この記事で言ってきたようなすべからく断片だけを受容しようという姿勢、そんな方針が、阻害される。全部読む必要のある本はなく、ほぼすべての本がタイトル詐欺・章題詐欺・帯文句詐欺・目次詐欺であり、すべてを知っとく必要のある友達など居なく、スケジュールや私生活や性格を知っておくべき有名人など存在せず、最後までやり遂げるべき仕事など無く、登頂することに意味がある山などどこにも無いのだが、人間は、一貫性の原理のせいで、すべてに隈なく目を光らせたがり、すべてを支配したがるようになってしまう。ただただ悪質なだけのアホ《真面目》。その愚にはよ気付こう。

何事もバカにして生きていこう。

次回の記事に続く