地上最強のブログ

しばいてくぞ

日本語Wikipediaは 創作大好きの子供が書いてるからな

 

前回の記事から

たしかに注意書きが示している通り、「配下のチンパンジーの群れに複数の人間を襲わせて」などと誇張したことを書いている。が、そのような話は、この記事以外のどこにも出てこない。チンパンジーが手下を用いて襲撃行為をさせるような狡猾残忍な動物だと描こうとしている意図的な事実歪曲であろう。

5.1 チンパンジーの残忍さ」に「運転手のカヌーを車体から引きずり出し、〔中略〕あたかも果実を齧るように生きたまま彼の顔面を食いちぎり始め、時間をかけて、もてあそぶようにして死に至らしめた」などと、まるで見てきたかのように書いているが、いかにも創作臭いだけあって、これの典拠たりうるような文章は、ググっても、一切まったく出て来ない。この日本語Wikipediaの記事だけが1人で勝手に言っている。

3 ブルーノの身体能力と知力」の欄に「巨大に成長した体長は180cm、体重は90kgを優に超えた。そして口腔には2インチ (5.08cm)の鋭い犬歯を有していた」などと書いておるが、典拠のまったく無い妄想記事である。貼ってあるリンクは切れており、これをホザいているのが日本語版ウィキペディアチンパンジーブルーノの記事だけだということになる。ヒドい「独自研究」だ。「白暁燕」を書いたようなバカは絶えることなく湧き続けるようだ。

そしてバカはバカを呼ぶというか、バカが参照できるのもバカだけであって、ウィキペディアが権威ある典拠だと感じれるバカたちが、この嘘文章をウノミにしてしまって、ネット上にこの嘘をばら撒いている:

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実際にブルーノがどれぐらいの大きさかは動画で見ることもできる。「Paul Glynn」のKING BRUNO - THE CHIMP WHO WENT HOME(2013/02/13にアップ)の4分53秒辺りに、ヒトと並んでいるところが見れる。(なお、「Tacugama Chimpanzee Sanctuary」のKing Bruno - an introductionという同一内容の動画(6日後の2013/02/19にアップしている)の4分53秒辺りにも同一の画が見える。リンク切れ用の予備として。)動画が消えたときのためにスクショを撮っておく:

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どう見てもごく普通のチンパンジーだ。特別な巨躯には到底見えない。映像で見慣れたチンパンジーたちと何の違いも見出せないだろう。もしこれが特別な巨体なのなら、他の個体もみんなそうなるではないか。

なるほどこの画だけからは決定的には判断が付きにくいかもしれない。このコが背をしゃきんと伸ばせば実は180cmあるのかもしれない。仮にそうなら、もんのすごい大ニュースではないか。それだけで一個の独立した話題であって、人間襲撃云々とは別個に大センセーションになっているはずだ。

実に、この、捏造記事の申告する「180cm」とそれに見合った体重という巨体は 通常のチンパンジーの倍以上なのであって、それが事実だったのなら、そもそも捏造ペディア以外の至る所で取り上げられていないとおかしい。動物のちょっとでも大きめの個体が見つかればいつもたちまちニュースになっていること 誰もが知る通り。

それが、何故、ググっても全く記事が出ないのだろうか。理由は一つ、創作だからだ。

たしかに、特別に巨体なチンパンジーの候補がいないわけではなく、コンゴ民主共和国のビリフォレストに居る類人猿・Bili apes(Bondo mystery apes)などが該当しても一応はいいかもしれない。ただ、それでもまだ、170cmに満たない:「5 to 5.5 feet (1.5 meters) tall」。日本ではほとんど知られていないようだが、そこはやはり いつの間にかどんな情報でもキャッチしている日本人ということなのか、「Animals the Mysterious」というサイトに解説記事がある。記事タイトルとかなり違って冷静な筆致の文章、相当に参考になるだろう。

捏造pediaの創作するブルーノの体格は、この謎類人猿の中に置いてもまだ飛び抜けてしまっており、この類人猿だったとしても まだ話がムチャすぎる。そしてそんなワケがない。ブルーノの居たシエラレオネ共和国は、コンゴ民主共和国と、直線距離で4000kmほど離れている。一体アフリカの誰がそんな超遠距離密輸をすると言うんだ。

 

これが日本語Wikipediaの実態だ。一事が万事こうであって、例は無数にあるからキリがないくはあるが、もうちょっと挙げてみよう。

クズというのがどれだけ至る所に湧いているかを見るために、、ぜんっぜん違う記事を見てみよう。大昔に見て腹が立っていた虚偽記事:『ケロロ軍曹』の「ガルル小隊」の記事の「2.1 ガルル中尉」に、「何らかの質問をされた際に回答前に無駄に「タメ(間を空ける“溜め”)」をする癖があり、」とある

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が、嘘デタラメである。「タメ」たのはアニメの全約350回の中のたった1回のほんの数秒だけだ。1回だけは「癖」ではない。嘘を書くな。

というか、取り立てて書くようなことではない。このキャラの特徴としてこうやってこれみよがしに特記するようなことでも何でもない。

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それでもそうしているのは、記事を書いた奴がこの事を是非とも書きたかったからだろう(またはろくに作品を見ないで知らないで記事を書いているかだ。こっちの可能性もある。それほどにWikipediaは無知どもが作っている)。このキャラにこういう特徴を強く望んでいるからだろう。作品や物事に自分の見たいもの(だけ)を見たいのだろう。見たがるだけで、それが正確に何であるのか、どのように書くべき・書かないものであるのかは、考えない。

つまり、ヒトリヨガリで記事を書いているのである、世間に公開するような記事をだ。なんという公私混同の害人だろう。アタマにはあるのは自分の願望や欲望だけ。その自分のふるまいや言葉が公共に於いてどのようなものになるのかということなど、なんにもカンガエない。

おそらく、この周辺の記述もぜんぶひとりよがりなのだろう。自分は全約350回を観ている(現在ではアニメマンガは大嫌いだが)が、思い出せば、そんな風に見えてきた。

日本語クソWikiの何もかもそんな風に見えてくるし、何もかもそんなものだ。映画『ワンダーウーマン』(2017)の記事の「3 キャスト」の「ダイアナ / ワンダーウーマン」に、「世間一般の常識には非常に疎く、外界では戦わない人間が着けているドレスや下着を鎧と勘違いする。」などと書いてやがる

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が、嘘デタラメである

まず、取り立てて書くようなことではない。こんな風に取り立てて書くと、このキャラの重要な特徴で作中で大いに生きてくる何かであるかのように誤解させるが、誤解を導く詐欺行為である。犯罪者が記事を書いているのである、日本語Wikipediaというのは。ダイアナがこんな振る舞いをするのは作中でほんの数秒であり、どうっでもいいような、カットしてもよかったような 小々々々ネタにすぎない。しかも「下着」は出て来なかったのだから、そうすると虚偽そのものの記述なようである。

なんで、記事を書いた犯罪者は、こんな事を書いたのだろうか。言うまでもなく、当該シーンがすんごく気に入ったからであろう。ダイアナにこういうキャラであってもらいたいからだろう。自分が望むキャラ像を勝手に記事に反映しているのである。自分の欲望を、勝手に世間に公開して、客観的に書かないといけない記事を汚しているのである。

つまり、こいつは、自分が嘘を書いているという自覚も別に無いのかもしれない。というか、上掲の記事の書き手たちにせよ、その他の文章の書き手たちにせよ、大方はそうだろう。固定「概」念と覚えてしまったらそれで終わり、合ってる言葉なのかどうかのチェックもせず、思いついたままに書き、出版社編集者もチェックしない(または関係者一丸が無知)、そんなズサンさが単なるズサンであって、悪意の虚偽申告・嘘公開・言語侵害・似非情報とまで言えるのかどうかであるように、そのように、欲望のままに書いているアホたちも、特に悪意はないのかもしれない。

悪意が無い嘘、それが、本来の嘘なのである。真実を知っている上で・意志と全力でもってつく嘘は、普通の意味での嘘ではない。

例えば、DQNはすぐ嘘をつく。特に、悪事を指摘されたら、脊髄反射で虚偽否認する。これで騙されたこと多々だ。こいつらは、極めて平然とためらいなく顔色一つ変えずヤッテマセンと嘘否認する。あれこそ 嘘の嘘たる嘘、嘘吐きが恥ずかしいというのならこいつらこそまさに恥ずかしい生き物だというような先天的嘘吐きがDQNだ。ここには悪意も意志も努力も一切無い。文字通り息を吐くようにごく自然にさらっと嘘を吐ける。これが、嘘というものだ。卑しい生き物(はヒトの一部個体群にしかいない)だけの特徴なのである。

 

まあ、何が嘘で何が嘘でないかとか、特に、誰それが嘘つきかどうかということに関して、クソかけらも興味がないから、そんなことを嬉々として云々しているアホどもがアホにしか見えないぐらい興味がないから、すべて どうでもいいことなんだがな。

 

 

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