考えてみよう、このような外観をした腕時計というのはおそらくG-SHOCK（とその模倣品）しか無い。上掲のG-SHOCKたちも十分G-SHOCK的だが、他のタフ系とそこまで違って見えない部分もある。が、MUDMASTER、特にGWG-1000シリーズの外観は、とりわけG-SHOCK独自的だろう。物事は相手の取り柄を生かせ。どうせG-SHOCKを買うのなら、ぱっと見で最もG-SHOCKっぽいもの、最もインパクトあるものを選ぶのが正解なのである。別にもっと高くて高性能なのはある。しかし見た目が細かったりチャラかったりしたら、つまり、印象が薄くてぼやけてて存在感がなかったなら、意味がない。G-SHOCKの取り柄が最も生きているものがG-SHOCKの正解なのである。（じゃあ安くてもっとゴツかったならー 見た目だけで堅牢性が低いならー ギャーギャー……←ハナシというものを理解できないヒトモドキは黙っとけ。）
ということで即決購入。
それでは撮影会。GSG-100-1Aとの比較画像。そこまでデカくはない。
さて、アナログ腕時計は多くが数字を書いていないもので、カッコよさのためには仕方がないのであるが、書いてあるかいないかで瞬間的視認性がぜんっぜん違う（まあ「書」いてあるわけではないが）。12・3・6・9だけでも、書いてあると非常に視認性が高くなる。2019年7月4日に買っていたGSG-100-1A（前記事冒頭）
はこれが12・2・4・6・8・10で、とんでもなく見やすい。ぱっと見で何時かがわかりやすい。その点で、GW(S)G-100シリーズはアナログ表示G-SHOCKの中で最も便利ということになる。ちなみに、便利というと、外観や堅牢性でなく、時計の機能という点で自分が求めるものは、正確でわかりやすい時刻確認、これのみだ。あとアラームもあったらあったでいい。ただ、ストップウォッチもふくめて、スマホを使うわいというものだ。そしてそういうの以外、電波だの気圧だの方位だの高度だの気温だのが、一切まったく要らない機能である。ましてGPSだのスマホ連携だの最近のG-SHOCKの傾向は迷惑でしかない、糞ップル糞ォッチのマネなんかすんな。そんな邪道はいらない。
ということでGSG-100-1Aは最高だった。便利すぎてカッコよすぎてぞっこんだった。ただ、便利さで満足はしない。やがて、カネに（気持ちに）余裕が出だした最近、気になり続けていたMUDMASTER最上位をそろそろ買おうという気になる。GWG-1000-1AJFだ。リンク先に見るようにCASIO直販だと鬼の税込￥8,8000、商品はゼッタイにメーカー直販で買わないといけないと理論的にも確証が取れているというのに、これでは、Amazonの割引価格に逃げてしまう。現在では、付与ポイント勘案して5万数千円という値段にまで割引している。価格.comの「クチコミ掲示板」という いつ見ても有益な情報であふれかえっている地上最良のページ、「ずるずる坊主」氏の「2018/01/07 09:42」の書きこみで、「1月5日に携帯でamazonのサイトを覗いていたら50,792円。ポイントが同じく13％で出ています。」と記してくれている。かつて4万5000円を切っていたようで、こういう価格差がカチンと来るから、購入に踏み切れずにいたところ、それでも買おうとおとつい9日金曜晩にAmazonを見ると、品切れている…。こういう状況になったらしぬほど焦って他の何もできなくなってAmazonとGoogleをめぐり続けるようになるもので、金曜晩も体感5時間ぐらいめぐっていた。
その際、まずGPR-B1000-1JRというえらいカッコいいRANGEMAN
を見つけて買いかけるが、やはり価格.comの「クチコミ掲示板」で確かめておくと、「のがみんぐ」氏の「2020/11/21 13:15」の書きこみに、タフソーラー充電が追いつかないという最悪な事実が記されてあり、 Amazonのレビューでも同じようなことを言っている。そんなんはぜったいイヤだ。文字盤の美観が極上だし武骨さも最高（142g！！）なのだが、惜しむらくも惜しい。現時点（2021年4月11日）で10%ポイント付きの7,9270円と値段も丁度いい。元11,0000からの値下げ。上位品しか狙ってないから元8万未満は眼中にない。
さらにめぐっていると、FROGMANが見つかる。
目玉みたいな外観とブランドの滑稽さでフロッグマンだけは興味なかった。また、題名も著者名も忘れたゴミ低俗小説（日本では「文学」に分類される）でDQNかガキがダイバーズウォッチを欲しがるか買うかするシーンがあって、それもあって、FROGMANが低俗な安っぽさに汚された印象だった（こういう現代小説というのは現代の文化をなるべくバカにして古い昔のものを絶賛美するというバ慣習を墨守する）。何よりも、FROGMANはデジタル表示がゲロくそダサい。かつて「ミッションインポッシブル2」でトム・クルーズが着けていたDW-6900-1Vという最悪にゲロくそダサいゴミ、G-SHOCKのツラよごしでしかないクズ（映画もだいぶクズ）、こいつと同じ例のあの表示だ。ところが、今見つけてるGWF-A1000-1AJFは、むちゃくちゃカッコいいアナログ表示である。外観もメタリックでFROGMANの滑稽さがほぼ消えている。邪道機能もテンコ盛りだが、こんだけカッコいいとこれでいいんでないか。そのデカデカしさが気になっていたこともあったにはあったFROGMAN、これでいいんでないか。アマゾンだと、元が9,9000円で7,0400円まで値引いて10%ポイントも付くから6万台前半だ。
そうしていると、GRAVITYMASTERの最もカッコいい機種、GPW-2000-1AJFが見つかる。
インデックスが白すぎて微妙にマヌケなのだが、とはいえ、コクピットっぽくしているメカメカしい雰囲気がなんとも捨てがたい。ベゼルの青がダサめになってしまってる1A2JFと違ってオレンジがカッコいい（ただ内側ベゼルは1A2JFの暗色のほうがいい）。何より「ダブルディスク表示」による曜日の表示がとんでもなくカッコいい。日付などを回転板で表示するオシャレはタマラん！！！これはFROGMAN側の日付表示もそうだ。あと分針の矢印がFROGMAN側に軍配。
両者とも、全体の外観はもちろん、盤面上の針や目盛りが織り成す美観が最高すぎて、互角も互角、GRAVITYMASTER側など元11,0000円を値引いてやっと8,4000円だというのにそんなことも気にならず40分以上は迷いに迷う。
結局9日金曜は、15年ぶりぐらいに早寝早起き習慣づけが成功して2ヵ月以上になる現在断じて就寝していたい0時近くまでかかってどうにかフロッグマンに決定、今注文しといたら月曜なる前には届くだろうとやっと安堵してその日を終える。翌日、前記事冒頭に書いたニーチェ論文にかかるのにいつものPCを付けて（スマホだったかな）何となくAmazonを見ていると、GWG-1000-1AJFの在庫が復活している！！！！たった1日で！！！！！！元8,8000円で30%値引きで10%ポイント付与、これが6万切るのなら、なんも高くない。
もうこいつからは関心がそれてRANGEMAN・GRAVITYMASTER・FROGMANに心が動き出していたのだがなーと思いながら見るに、つくづく憎いもので、あまりにもカッコよすぎるのである…。嫌いたいのに嫌えない、もう一度会うとやっぱり魅かれてしまう。抗えない魅力。今まで述べてきた機種たちと比べて一目瞭然だが、武骨さが一頭ズバぬけているのである。この暴力的なまでにゴツゴツしい粗野なボディ。GS(W)G-100のふぬけたデジタル表示と違ってでかでかと表示された数字。文字盤の存在感。金と黒の重厚さ。結局コイツが完璧すぎて、上掲新作寄りたちを捨て、この6年も前の機種しかありえないことになる。
更新がだいぶ空いたが、ヴィーラントのBonifaz Schleichers Jugendgeschichte oder kann man ein Heuchler seyn, ohne es selbst zu wissenが一貫性バイアスとフォールスメモリーの話をしているからそれで論文を書いていて、その後にニーチェの単純接触効果論を論文にしていて、ブログに向かってる時間がなかった。
あと、iPhone 12 Pro Maxを活用していた。GPUスコアが群を抜いているiPhone、12ともなると最新スナドラをも上回るほど、ゲームをしないと損、ということで、こういったゲーム：
←3分の1ぐらいは DLしただけでプレイはしていない
をDLしていて、『ライトニングファイター2』と『スナイパーフューリー』と『Dead Trigger 2』と『Warhammer 40000』と『Left to Survive』は気に入っていて、『Mow Zombies』の異常中毒性にやられていた。無課金なのに…。『Mow Zombies』だけは体感100時間ぐらい費やしてる。グラきれいすぎ・キャラかわいいすぎ・掃射爽快すぎ・ストレス丁度よくて報酬系ドッバドバ、こいつは危険なゲームである。ショットガン入手後ステージ140クリアぐらいまで頑張ってた。
この記事なりこの記事なり等々で書いたような考えだから腕時計など持つわけがないのだが、そうでもなくて、G-SHOCKだけは持つ。現代的な機能美的ななんかそういう質感がイイからだ。骨董趣味懐古ボケは無いから高級時計は一切興味ない。年収100億でも手は出さん。G-SHOCKだけは別格。時計というより機械的美を所有する満足。ここで詳しく述べていることだ。これこそが現代の「趣味」であり「味」わいである。ゼンマイや懐中やオメ〇やロートレックスやら持つなら 〇んだほうがマシ。そんなものは全部 じじいさんの大きな古時計だ。（他に腕時計を持つ理由、自分は、神経質潔癖臆病の権化だから、勤務などの出かけ先や、観光でも電車利用などでは、1秒に50回ぐらい絶えずひっきりなしに時間を確認していて、ズボンポケットに入れてるスマホを取り出してではどうにも機敏さに欠けるから、腕時計が必要となってくる。）
現在付けているのが、この記事で写しているが、GSG-100-1Aという、GWG-100-1AJFのパチもん。「並行輸入品」とかいうが、ようするには劣位品。こいつの場合バンドがゴム感はんぱなく真夏にはベタベタする（ただ、溶けはせず劣化はしない。ラバー軍手なんかだったら 自分の住居だと真夏にはゴムが溶けるんだがな）。なお、いまGWG-100-1AJFの製品ページをCASIOの本舗から貼ったが、G-SHOCKのカタログはAmazonのほうがずっと豊富で、そこにある製品がCASIO本舗にページが無い場合があるから、製品ページはAmazonから貼ることにもする。
想えば、機械チックな時計、しかもアナログ式の、それが欲しくなるのは小学生ぐらいのとき、漫画雑誌の裏の広告写真見てたあたりからだ。そんなもの持てる日が来るのだろうかというものだった。長じるにつれ徐々に腕時計を買い出す。実店舗なんていうさっさとこの世からなくなったほうがいい有害小売り場で1000円とかの買ってたのが高校生あたり～20台。CITIZENのゴミだったように覚えてる。20台後半にも、コーナンという中華品よりも劣質なゴミしか売ってないゼッタイ行ってはいけないゴミ屋敷でゴミに数千円払っていたようないなかったような。
その後。Amazonの「注文履歴」という神ページを見ると、2013年7月19日にDB-36-1AJFというゴミを買っている。次に、2014年6月21日にW-96H-1AJF（￥1900）というゴミ。安物は安くて気安いから次々に買い直すことになる（高いものは、それに手が出る経済力だし所有欲満たしたいから、結局やはり次々に買い直すことになる）。
今回の買い物で改心するまでに自分もご多分に漏れずアホの貧乏性バカだったからこのようだったが、ついにジーショックに手を出した時も、とりあえずはとDW-9052-1Vを同年7月16日に買う。いずれにせよ、ついにあのG-SHOCKを持ったと灌漑ひと塩になる。感慨には塩。
しかし翌月5日にGA-100-1A1を買い出し、G-SHOCK熱が付く。約2年は我慢したものの2016年7月8日にGD-350-1BJF ブラック（ASIN : B00B2IT1NQ）を購入。
以上がウンコG-SHOCKたち。
こんな安物ジーショックを持って安心してるバカでありたくはないものだ。
G-SHOCKがイイところはゴツくて野暮ったいところである。シュッとしてるのや金属バンドなどのG-SHOCK、お上品に取りすましてるやつらは全部無意味。ただただ、いかにゴツく無骨でワイルドに見えるか、これが取り柄だ。物事はその取り柄を攻める。当たり前のことができてくれ。G-SHOCKにないものやなくていいものを求めるな。
2017年4月2日には、その中で、まだ、安いものにしか手が出せていなかった。そう、安G-SHOCKを買って安心したい安易人間が決まって手を出す定番なのであろうGXW-56-1AJF。
（カネがないわけではない。というか、貧乏性とはすべからく気持ちのモンダイにすぎず、実際にカネが無い奴など居ない。やれ「給料日前」だから云々という常に貯金がないキチガイのアホどものたわごと、あれはぜんぶフィクションであって、本当にカネがゼロだなどという常識も理解も絶した非人の異星人など実在しない。）
なお、妙に廉価で売っているが発送はしないかなんかする詐欺のページでG-SHOCKを買いかけていたものだが、それはこのGXW-56-1AJFか次のGG-1000RG-1AJFだったはず。
とにかくこのGXW-56-1AJFには心底満足した。何という武骨でタフガイで子供っぽくて、俺の職業に合っていないアイテムなんだろう。ただ、「無機ガラス 」が悪いのか、こいつ、風防にホコリがつくと、拭いても拭いても取れない。
それは大したことではないが、ここでは止まらず、アナログに手を出す。もともと時計の盤面上の針や目盛りが織り成す美観には魅かれていたものだが、この時は、知り合いにアナログのほうが見やすいという漠然としたことを言われていて、それも気になっていた。正しくいうと、今が一日のなかでどのポイントにいるのかという 意外としばしば正確に把握できなくなる事柄を視認するのに向いているのがアナログ。一方、後何分で特急発車だなどと急いでいるときの分や秒を争っているときなどにはアナログはてんで役に立たず、デジタルの出番となる。のちにアナデジを選好するようになるのにはこういった顧慮が働いている。
ということで、たった半年後の10月10日に、GG-1000RG-1AJFを買う。
これは、1年数ヶ月は喝をイヤした。渇！！癒らしい！！黒は当然として金色や赤色を選んでいるが、そこは別に黄色でもいい。緑もまあいい。青はG-SHOCKにはちとダサい。迷彩やカーキみたいに子供っぽすぎるのもいかん。どの色も文句はないが、優先順を言うとこうなる。将来カラフルなんを買うかもしれん。
