地上最強のブログ

しばいてくぞ

計算と言語 (5)

 

前回の記事から

またま偶然似てしまったケース、というものも考えなければならない。というより人間が制作する文物作品の気の遠くなる厖大な量から単純イメージ計算すれば、似ているなと思うものの大部分いやいや999.99999%がたまたま似てしまったものである、としか言えなくなるはずである。確かにこういった指摘を見るにつけ考えさせられること多々あるのは然りなのだが、それにしても、お

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よそ世に有る酷似ものへのパクり指摘のどれだけがちゃんと考証調査をしているものであろうか。はっきり言って99999999%がしていないだろう。放言しているだけだろう。まして少似や微似、言われるまで気付かないような相似となると、どうだろうか。この文章を読みながらちゃんとイメージせえよ。我々は「似」ている文物物品製品作品映像楽曲仕草絵面構図配色…等々々に関して、広いにもほどがあるグレーゾーンをなーも考えんと見てわめいてゴチャゴチャ抜かしているだけなのである。そうしてきただけなのである。しかしそのほぼ全てが、似さしたものでなくて似ただけのものかもしれない。

ということで、考えを入れ替える時期が来ている。どういうことかと言うと、お前の今思っている知っているその似ているものクリソツなるものは、収斂進化しただけなのかも知れない。つまり、課題なり状況なり配員なり予算なり事情なり時代背景なり意図なりメッセージなり想定受容層なり表現分野なり表現目的情感なり等々といった諸条件諸与件諸目的が、いやその内たとえほんの数点だけでもいいのだろうが、そういうフォーマットたちが似てしまった場合には、出てくる出力産物アウトプットもまた似たものになってしまう、ということがあるだろうということである。いやむしろそうなって当然だろう。おんなじ人間のやることなんやし身体というフォーマットが共有されているという事実をナメんなよ。人間はとっても個性的でありうるよりも前にまずおそろしく似通い合うのである)。そしてそこに、片方が片方を知っていて有る程度意識していて云々して … という関係など、全然これっぽっちも無くてもまたいいのである。イルカがイクチオサウルスを「意識して」「摸倣」しているのではなくて誰もイルカに著作権など問わないように、そのように、岩波文庫はレクラム文庫を模倣してなどいないし、「誰が」神を死なせたのだとしてもどうでもいいことだし、日本人とユダヤ人とドイツ人は同一民族である。どの民族も突き詰めれば同じようなことするし同じような物を作る。気候地形植生とか「風土」(←何じゃこりゃ)とかが似てたらなおさらな。なるほど活版印刷も刺青も刀剣弓矢甲冑帷子も文字も畑作物も生活習慣も単一起源があるのかも知れない。が、そんなものなくてもよい。ヒトゲノム生体というフォーマットを共有している人類が、必要状況Xにさらされれば、各地各時代で別個独立にX対応産品Yを生み出すものなのである。それらが「似ている」ことにコダワって起源論争「影響」論争持ち主探しを繰り広げても、だからどうだと言うに尽きるだろう。

よし、脳を洗いなおせ。すべてを考え直せ。我々が「似てる」や「一致」や「影響」を見出したがるその

それは、収斂進化がそうであるように、偶然たまたま「一致」したものに過ぎない。しかもその「一致」は制作産出主体側の意図意志に因るものなのではなくて、(最広義の)環境がそうさせてきたものなのである。

(現実がこのようになっているという中で、明々白々に商業目的で剽窃しましたという「パクり」などというものなど、一体どれだけ事実パクリであると正確無比に同定できて捕定できると言うのだ?)

すなわち、この記事以降に述べている平均回帰という知見によって明らかになること、「成果」であれ「歴史」であれ後から振り返っ

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てどうこう言っていることが事柄自体について言えているのではなくて事象生起の偏向傾向をただ見ているだけなのであること、このことがそうであるように、似ているものたちに見出そうとしたがるもの、見出した気になって「関係」や「類似」や「盗用」の可能性などを吹聴してしまう悪癖、のほぼ全部が、単なる錯覚や虚構とその産物に過ぎないのであって、意味や必然や意図や成果など無いところにそれらを見ようとしてしまう人間認知の欠陥欠点に因るものなのである。あの有名な・自分にぱっと思い付く・誰でもおかしいと思いそうなあれら類似する両者、それらの間に見出したいものなど、大方は存在しないのである。

もちろん収斂進化というのはいかにも必然的に見える成り行きではあって、それはそうなのであり今はとやかく言わないが、しかし類似してしまっている者らの間に疎通も知己もある訳でなくその者ら自身にとっては何事も出たとこ勝負的なのである以上、「類似」という観察に関してはこれはどう引っくり返っても偶然的なものであることになる。同一フォーマットに同一環境圧同一需要を与えたら類似形質を出力するという事実自体はもちろん事実であり意味のあることなのだろうが、それらに抱く感想「ああ似てるな!」には何のプラスアルファ的意味合いも無い。「似」自体は、勝手にそう見えてるだけのものであり、「似」という判断のほうは、偶然に必然を虚構する努力の1つにすぎない。(という点はもうこれ以上ほじくりようが無いし敷衍しようがないからな、勘違いすんなよ。)そう、事象たちに対する《似てるのだから何かあるにちがいない》という疑念邪推がひたすら人間側のハナシであり人間サイドの人間内部内の事柄であって事象そのものについて語っている訳ではないように、「似」ているという見えもまた、ひたすら人間側にそう見えているだけのものであり、人間サイドの人間内部内の事柄なのである。平均回帰と同じく、そらそーなるわというだけの事柄にそうなるだけの意味や何かを見たがろうと必死になる努力がここにまたいっこ見つかるばかりである。

 

さて上に述べた経費と収入のことだが、そう言えば世に「懐が暖かい」だとかなんとかいう言い方があるが、珍妙奇っ怪である。よく聞く言い方だから心当たりがいくらでもあるだろう。例えば「月末」「になる」と「財布」(じゃなくてもいいのだが)に「余裕」があることになるらしい。はあ?!「給料入った」「から」だから何だというのだ?お前は収入が入る以外に使用可能な金がないのか?お前は貯金がゼロなのか?お前は収入が(別に給与形態は月給とはぜんぜん限らんのでそんな仮定をしないが)仮に5

火曜日の夜、水曜日の朝

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万円あったとしたら次の収入までにその5万円だけで暮らすのか?いや、その5万が無くなっても別に預金から下ろしたらいいだけだろ?ちがうのか?お前は、入った現金だけでその日暮らし的に「食い」「つないで」いるのか?おまえ、何時代から来たんだ?… と問い質して泣かせて吐かせてやりたい阿呆が、実に、居る。しかも、どうやらわんさか居る。或る非〇

次回の記事に続く