地上最強のブログ

しばいてくぞ

とっとと現代に生きんかい!!(2)

 

前回の記事から

  • なお牛乳は飲まなくても死にはしない。義務のように買って飲んどる者が有るが、無駄でしかない。いや、すべての賛否を差し引いて言っても、そもそもゲロまずいだろが。とはいえステレオタイプは味覚も歪めるもので、遅効性の催眠術と思ったらええものである。
  • 何覚であっても、歪める。どう聴いても聴くのが苦痛にしかならんブラームスでもええように聴こえる。醜形画「モナリザ」なり印象派のグロ絵なりがええように見える。線香や香水の匂いをディスるのが流行り(ただの流行り)出したら、イヤな匂いと知覚し出す。ガソリンやオイルの不快臭がいい匂いだと感じ出す。本当に、催眠術がなくても人間の知覚を歪め倒すことが可能である。なんたって、この世には、たばこの匂いがいい匂いと思えるほどにまでに気が狂った人種が有るのだから。
  • なお、プラセボ用の情報を与えておけば、知覚はその知覚のプロでも歪む
  • 見えると言えば、リクルートスーツという人体を最も醜く見せるキモ衣装が好ましいものにも見える。世間がもてはやすからだ。
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  • そしてつらつら見れば、洋装の中でスーツ系というのが見栄えいいものなのかどうかも疑問である、どころか、ふつーにクソ醜い。何人(じん)が着ても、クソださい。
  • そう言えば、「和」服が「日本人の」「体型」「に合っている」(←?!)などとホザいても、何の根拠もない。というか、「日本人の」「体型」「に合っている」ほぼいかなるものも、別に合ってなどいないし、「日本人の」「体型」などという意味不明な観念語はやめよう。
  • 各民族各文化が伝承して来ている外見美醜判断や装飾法や服飾文化や素材選択に必然性は無い。日本人だから和装、メラネシアだから半裸か全裸というイメージに絶対的根拠が有るわけではない。自分からすれば、東アジア人、つまり寒冷地適応した容貌特徴の「新モンゴロイド」系のヒト集団には、毛髪色として黒がまず似合っていない。
  • ニュース番組はしっかりしてて「教養」になるなどということは、まったくない。それは有難いものではないし、ニュースは教養ではない。道具である
  • バラエティ番組が「くだらない」「残らない」ということはない。むしろ、相当いろんなことをなるほどな…と学ばされる(斯界に無関係の個人でも)。
  • 要はお前がモノをどう見るかということだ。世間が・みんなが・周囲が・家族が・普通は・ジョーシキでは・「一般的に」はこう見るから自分もこう見るのか?
  • 最も内容のないアホ番組で「残らない」クズが、討論番組である。
  • 見る必要と存在する必要が宇宙一ないクズ番組が、「教養」番組である。
  • 反対に残るし得るものもある番組がトーク番組や「くだらない」バラエティ番組で、しかも軽薄で表面的であればあるほど見るべきものが多い。
  • 他方、政治や政治家が中心になる番組ほど、仕込みで・ヤラセで・脚本ありで・偽誓とアジとデマとプロパガンダでしかない。
  • 政治家や行政が常に汚く私利私益一辺倒で市民圧殺的であることはない。そうである傾向が強すぎるだけ。
  • ナショジオ』はほとんど、『ニュートン』はクソの役にも立たない。情報たる情報が詰まっているのは、『日経サイエンス』。
  • ところで、科学誌(↑のことではないぞ)なら客観的なことが書いてあるというものではないし、学術誌がそもそも公正公平客観性重視なのではない。アランソーカル
  • そもそも科学「者」や学「者」という個人が、敬語つこてぺこぺこしたらないかん特別な人なのでは断じてまったくないし、科「学」や「学」の中では素人には思いもつかない特別なことが知られてて起きてて進行しているというようなことも、いささかもくそさかもない。説明法と語彙体系が素人には思いもつかないほど精密で洗練されているだけ。
  • 古来からある学問分野ほど土台が堅牢なわけではない。骨相学が社会生物学よりも、歴史学行動経済学よりも、修辞学が社会言語学よりも確かで「深い」わけではない。
  • 言語の習得が言語をよく知ることではまったくない。ぺらぺらやってる奴は脳にやらせてもらってるだけ。
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  • 「語学」(←って何だ?言ってみろ)に堪能なのは、機械的機能性なスゴさにすぎない。こいつらが言語についてよく知っているわけではない。機械は機械の仕組みも機械の「反乱」も機械論も知らない。
  • 詩人や小説家が自分の言語についてよく知っていることはない。言葉を修練で巧みに使えるようになるという直感的技能向上と、言葉の存在論を認識する認識の道とは、まったくの別物。
  • 「作家」が言ったことだから深いことを語っているということはない。こいつらが何をしゃべっても特に有難くはないし、有難がるいわれのあろう知性も知識もこいつらにはふつう無い。「作家」正式名称「小説家」は参考文献を大変多数大変熱心に勉強しはするが、そこに書いている以上のことに考え進むことは絶えて無い。知識への好事家と知識との闘争者とは別の生き物である。
  • 理系のほうが文系よりも実学的で役に立つわけではない。文系よりもこの世を1ミリも変えず1ナノも動かさない理系分野がなんぼでも有り、そこに籍置き続ける者がごまんと居る。或いは人生の滋養的な側面では文系に軍配が上がる(理系から文系に移籍してくる者よくいるよな。逆はどうだ?)もので、そう考えると、何が「役に立つ」かどうかは一概には言えない…と言うか結局「役に立つ」の定義合戦になる。
  • 技術が自然を破壊することはない。敢えて言うと、人間が個人として自然を破壊することもない。
  • 個人や王が人格本質的に悪鬼羅刹で現地人や国民を搾取するわけではない。仮にそうであるように見えても、コワイ世界史の恐怖支配者が非人格者に見えても、ホラー映画のモンスターが「血に飢えている」(←?)ように血に飢えているワケではない。
  • 貴族や皇族は遺伝しない。家系も遺伝はしない。「血」「筋」(←??!!)も遺伝しない。愛も遺伝しない。心ばえも遺伝しない。優秀さも遺伝しない。もちろん身長も体格も遺伝しない。「遺伝」の意味を勉強し直してこい。それは用語「パーセント」と同じでもはや拡張転用されすぎた。
  • 添加物着色料保存料などの化学物質が特段特別からだに悪いことはない。
  • 油の多いものを食べたそのことで肥満につながるということはない。
  • 「食事」を調整してカラダをどないかすることはできない。「健康」や「体型」づくりに於ける「食事」とは、補助の補助の補助の補助の補助の補助、の役割しかない。
  • 「ヘルシー」なものは「ヘルシー」ではない。意味不明語の「栄養バランス」を定義できる奴は居ない。
  • 畳と襖と障子、和紙と木の家と布団とコタツが日本の「風土」(←意味不明の観念語)「に合った」(←?!)住まいなのではない。明らかにコンクリのほうが過ごしやすい建物になる。
  • 着物や作務衣や法被やその他「和」装などが日本国内環境で快適に過ごす上でここに適合した服飾であるという生体学的実証も保証も、特にない。あったとしても、それ以上に快適な服飾の可能性を考えなくていいとしてくれる言い訳にはならない。
  • また、建材に瓦を使うことに必然性はない。伝統(←そして意味不明の中身真空)しかない。おっと「因習」と間違えた。
  • ロック音楽には真実味のようなものがあることはない。ただの騒音。
  • ジャズ音楽には独特な含蓄や独自の技法が有るのではない。ただの雑音。
  • 要はお前がモノをどう感じるかということだ。てめえの感性だけで判断しろ。
  • 印刷された文字とディスプレイ上の文字になにか違いが有ることは無い。
  • ウン億円の楽器が鳴っても《ちがい》を明示的に知覚する生体が無かったら、ウン億円とは無意味そのものである。と言うか、物価・価値とはそういうものに過ぎない。それでもウン億円の「価値」はあるんだよ!とは、永遠に言い張れる。
  • ここで例のパイオニアとゴールドムンドの話をしてもいいし、しなくてもいい。コトはそういう問題ではない。
    サヨナラ、踵を踏む人/難波鉄砲隊其之七

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  • ところで、体裁が立派なもの、ゴテゴテしているもの、金かけて作ったもの、見た目が重要そうなものほど、中身もまた上等なものだと錯覚される。ただ単に重いだけものでも、内容がヨリ重要だと錯覚される。Joshua M. Ackermanらによるクリップボードを使った実験(Incidental Haptic Sensations Influence Social Judgments and Decisions, 2010)。
  • アナログ時計のほうがデジタル時計よりも有難く上等なのではない。ただ前者がむかしっからあって高級化しやすい(+されてきた)だけ。
  • 金という物質は特に有益なのではない。その性質何点かが勝手にもてはやされてきただけ(もちろん銀も)。鉄鋼精錬技術維持向上させるほうに傾注したほうがずっといい。
  • 金属として有用で重要なのはダントツで鉄である。金銀にできて鉄にできないことがあっても、部分的には鋼化によって克服できている。圧倒的にたくさん取れる点で圧倒的に価値が高い。
  • というか金銀はレアメタルほど少なくもなくレアメタルほど有用ではない。また鉄ほどバカスカ採れるものでなく鉄よりは加工保存使用等で長所が有る。つまり希少性と有用性の中間ぐらいの位置におる。そら目立つわ。
  • ただし化石燃料同様希少金属もいずれ代替が見つかるし現在での(そしておそらく将来での)用途も限られている。いずれにせよ、今後は、希少性とは低価値・無価値という意味でいいぞ。もったいぶってる高嶺のクソには用ありません。
  • (ってかな、量的に少ないというだけで体内でミネラルがタンパク質よりも価値が高いなんて誰も思わんだろ。)
  • もちろんこれは昆虫や鳥類や食品や燃料や素材や発行部数等々についても言える。数が少ない・生産地が限られている・採るのにリスク高い等をモノの価値基準にする古臭い錯覚を廃止しよう。
  • そういえば金色のほうが銀色よりキレーということも無い。逆やろが。なお原色で輝く鉱物などまったくキレイではない、イルミネーション同様。
  • もちろん「夜景」とは電線電柱よりもさらに醜いクズ風景でしかない。
  • 光ってたらキレーというのはステレオタイプでしかない。そうだねステレオタイプは感動も造るんだよ。
  • 宝石にも何か上等な何かが内在することはない。価値とは内在はしない、宇宙の何にも。ぴかぴか光るのをウレシがる原始人感性。みっともないぞ。硬度以外にはダイヤには使い道が無いということでええぞ。
  • ティーナ(緑青)が有難かった時代には青銅にも一定の価値が有った。今ではブロンズなどせいぜい美術制作用、銅なぞ電気伝導用。木造がありがたく思えるのは木のほうが鉄より入手加工利用手軽だった時代の名残り。すべて因習バイアス。コンクリの時代にレンガをありがたがるか?いま石炭をありがたがる奴がおるか?
  • ソレしかなかった時代の名残りを引きずるような悪弊、あと9800例はぱっと思い付くだろ。
  • 人類がアホであるほど、希少性によるバイアスに引っかかる。数が少ないものというのは、数が少ないだけなのである。取れにくいものというのは、取れにくいだけなのである。そのことによって価値が高くなるわけではない。資源だと、石油やゴムや綿や塩がありふれてるからといって価値低いと言うか?水に関してそう思うやつがいるか?反対に、こやつらこそ人類に最有益であろう(反論してくる奴、お前と語「有益」の定義合戦をする気はない)。
  • 近い話で自然バイアス。自然産出されるものほど美味で体によくて、人工的に作られたものほど抵抗を覚えるというのは、完全な錯覚。養殖と天然のちがいに、プラセボ以外の違いはない。経済的観点からはケースバイケースだよボケとしか言いようがないがほとんどのケースが人工物に軍配を上げるだろう。自然を愛好して羊毛や麻を選んでる富裕人、ポリエステルの需要向上→発展普及の邪魔にしかなってないよ。
  • 「作家」が言ったか・大統領が言ったか・将軍が言ったか・芸人が言ったか・若造が言ったか・白衣の研究者が言ったか・スーツが言ったか・選手が言ったか・「先生」が言ったか・職匠が言ったかで言葉の軽重に差があることは無い。(かと言って、ここに書いたような愚を犯してもいかんが。)
  • どんぶり物やラーメンや〇〇焼きが「庶民」向きで欧米系食がレストラン向き食であるのではない。食の階級も市場ポリティクスに支配されてる。
  • 誰も気付いていないが、肌がヨリ「白」い人ほど肌がヨリ「黒」い人よりも優秀で高級で望ましいものであることはない。知らんかっただろ。
  • なお日焼けはそう簡単には健康に影響しない。20~30台からマスターズ出場までの数十年間1年中全身を焼いてるビルダーが何人も何十人も何千人も居る。その中には、ほとんど老けていず肌の異常等を訴えないという人も少なくない。
  • 誰もまったく知らないことを言ってくと、賢そうに見える人が実際に賢いだとか、犯罪者顔がみな知能に遅れがあるとかいうことは、一切まったく全然ない。実体験。
  • 本当に全人類が知らないことを書いておくが、顔あるいは顔面に何かが・知性が・感情が・嘘が・浮気が・収入が・人種が・「遺伝」が表れることは、金輪際まったくない
  • ただし【顔に対する周囲の(=社会的)反応とそれへの顔持ち主の反応→顔に対す…以下繰り返す】という過程によってその顔に「合った」性格が造られて行ってしまうという傾向は確かにある。しかしそれも造られるものに過ぎず傾向にすぎない。賢い顔貴人の顔それそのものというものは存在しない。
  • しかもその顔Q「に合った」性格Rというのも飽くまで時代限定地域限定のステレオタイプ。いや普遍的ステレオタイプかもしれないな。するともっと悪質なことになる:誤謬でしかないのだから。(ちなみに実体験では個人限定のステレオタイプだった。)

次回の記事に続く