このシリーズで多少論じた人間の存在偏向症、ついつい現に有るものだけしか見えなくなり、これしか考えることが出来なくなってしまうという傾向だが、例えばその人間本人が生物として何なのかを論じる考える時にも影響して来ているようだ。つまり、人間が特に持つもの、人間にとって現に有るものばかりが目に入ってしまい、そうした上で論じて考えてしてしているだけになっている。
この記事で見ている本の類書で、
だが、内容は言わずもがな、この記事やこの記事で述べたような読書傾向である自分が飛ばす行なしの一字一句熟読の読み方をしてしまうような瞠目開眼の名著で、嘆息悲鳴モノの逸話がてんこ盛りの情報量ぐんばつなのだが、読んでもらう以上に推薦の言葉もなく内容紹介も空しいもので考えさせられたこと1点だけを今書きたく、つまり、ヒトが他生物を論じる上で自分らに有るものをまず見て想った上で他の種にはそれが無いな無いなと言ってきたのが誤謬の歴史だったのだろなと考えさせられた。例えばアスファルト道路が何万本も舗装されてて車が13億台も疾駆しててそんなんを高解像度撮影した映像電子媒体をディスプレイに映してる、70億人以上も居る、世界政治経済システムが星間関係よりも複雑多彩で、地上中と地下中の産品が並ぶ巨大ショッピングうんたらが佇立、眠らぬ都市、… なるほど、確かにこれらを見てつくづくこれらの有を噛みしめているだけなら、人間には有って動物には無いというものだらけになり動物に出来ないことづくしになってしまう。そう見えてしまう。ヒトが持ってる有とその総体、そこまで辿り着けれた自称能力、こればっかりを見てたら、そら霊長とか階梯の最上とか云うことにもなってくる。すでに古代時点で言いたかったろうし言ってた。
しかしな、騙されとんねん。有るものだけを見てたらそら有るわいな。有って有っ
て有って有ってイヤんなるわいな。自分がなんぼでも無際限にスゴいもんにもそら思えてくるわいな。つまりお前の繁栄なんてなトートロジーやねん人類。
一方、もし、逆に自分らに無いものを数え上げ出したとしたら、どうなるだろか。自分たちに無いものをマジに考えるというのは人間には至難であってきたが、そんなものも現代の科学にかかれば大量に見つかるだろう。ここで、いや人間にできない事など自分にだってわかってるわと言いたいなら、じゃあ言うが、それらを、他生物にしか出来ないことと真剣に比較して比にして対比したことがあるか？誰かそれをやったか？
多足類や軟体動物が何足の足を使えても、昆虫がどれだけの構造物を建設しても、サメが極微電流を知覚して弁別しても、コアラの握力が80tあっても、人間には皆目スゴさがピンと来ないものだが、だったら、他生物にもそうだろう。お前のわんちゃんには、システムもメカニクスもギガポリスもネオンもカーナビもビルディングもコンドームも対面座位も皆目なんにもスゴくなく、それよりもケタ外れに貧弱な匂い世界で生きている人間の無能さデキナさに呆れるばかり、かもしれないではないか！！！！！
ということで騙されないようにしようシリーズだが、今回も話題は何でもいいのだが、動物がらみで1つ言っておくと、よくテ
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- 発売日: 2018/10/02
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