チーム8の至宝・山本亜依を鑑賞するブログです。
SSDにあらずんばPCにあらず(現在、ストレージの主流が完全にSSDに置き換わっている)。世の激遅PCをSSDに換装していく。
先に注意から書いておくが、PCメンテ改善と言えばバカはすぐバカの1つ覚えでメモリ増設をホザき出すが、「メモリ」で動作が「速」くなることなどない。ここらへんでも見とけ。あと最低でもこんな話ぐらい聞いとけ。速くなったとホザいてるアホページがうじゃうじゃ湧いてるが、別の原因で速くなってるのだったり、そんな気がしてるだけだったり、つまり【メモリで速くなる】と信じていたいだけのアホが書いているだけである。また、元から足りてないメモリを増やして速くするという話は、速い遅いとかの問題じゃなくて、危篤状態を救出するという話である。メモリが足りてないなどというのは動作不調云々以前にそもそもマトモな動作をさせてもらっていない間違ったPCである。こんなんは、改善するのではなくて、蘇生させるのである。アホたちは、重度の負傷者が回復して歩き出したのを速くなったとホザいてるだけだ。
つまり、足りてるメモリを増やしても別に何の「速」くなる効果もなく、今後の記事でもメモリ増設のアホ話題には極力及ばない。現在の状況ではPC改善とはほぼ常にSSD換装に尽きる。旧ストレージHDDが足を引っぱってる(「ボルトッネク」という)という病状の根絶、やることは第一にこれであり、ほぼこれに尽きる。
(あと上述のアホどもと若干ちがってPCスマホタブレットのスペックにメモリ容量をたくさん欲しがり矢鱈とすぐDRAM容量に注目したがるアホがあるが、まずもってこの全員が、アプリやタブやファイルやソフトをこまめに閉じることが出来ないズボラのアホで、OS上でいろんなもんばかばかダラダラ開いてるダラシない状態、そんな自分でなんぼでも改善できるグータラ状態を勝手に前提しているだけであろう。世のメモリ容量もっとほしいよ話の大半が、ダラシなくて無精で散らかしっぱなしでやりっぱなしで自己管理できないアホカス人間どもの自己都合自己勝手のハナシにすぎないであろう。「作業」「机」が広くないと困る者の大半が、ただ散らかしたいだけのアホだ。)
本日のお客さんはヒューレット・パッカードの「HP 110-520jp」(予備用のリンク)というもので、体裁だけがデスクトップ、つまりケースの中にノートPCの基盤を詰めた詐欺まがい商品である。
驚きの中身スッカスカぶり。
このオモチャ以下のPCもどきで常時Excelを開いている上、Adobeイラレまでやるというのは、一体何の拷問だろうか。
インターフェースもかっつかつ。見てよこのスペース詐欺。
上記リンク先に見るPC3L-12800というメモリなど、ご覧のように露骨にノーパソのメモリである(TS1GSK64W6H)。
これこの通り。
ということで500GBの先住HDDを、シリコンパワーのSSD(256GB)、SP256GBSS3A55S25(購入時3818円)に換装。OSは無償グレードアップもののWindows10。もちろんEaseUS Todo Backupを使うし、これ以外使い方知らんし、他の使う意味もないし、EaseUS Todo Backup以外でOSクローンを作るから失敗するという話もAmaレビューのどっかに有った。 工学ドライブのSATAケーブル2本を抜いて上記SSDに刺してクローン作成。直のSATAづたいだと、外付けHDD/SSDケースにSSD入れてUSB2.0づたいでクローン作成するのより半分ぐらいの時間で済む。1時間でクローンが出来て一旦シャットダウン。わくわくのSSDを、HDDにつないであるSATAケーブルに刺す(別に光学ドライブのケーブルでもいいのだが、気の問題だな)。起動。
「>>Checking Media Presence >>Media Present >>Start PXE over IPv4.」が出て、ショック死しかける。数分で「IPv6」に変わるが変化なし。このあたりでは電源スイッチon/off操作をしても大丈夫だから強制終了。光学ドライブのSATAケーブルにつなぐと、何故かWindows10が立ち上がった!!その後HDD側のSATAケーブルにつないでもやはり立ち上がった!!おいらも勃ち上がった!!
実はこのPCのOS、パーティションがGPTなのだが、上記シリコンパワーSSDをMBRでフォーマットしてあった。これはうまくいかんとクローン中気が気でなかったのだが、しかし別にちゃんと起動した。こうして、GPT→MBRのクローン作成がまあ大丈夫らしいということが明らかになったのだった。
しかしOS上でいろいろ操作してみてそこまで爆速になっていないことが分かる。なるほど、タスクマネージャー開くとCPUが100%に張り付いている。
CPUの波はもっと上辺ひたひた。ディスクは換装前HDD、死にかけ。
これはデキナイCPUならでわの動きだ。CeleronのJ1800というノートPCレベルのオモチャである。SoC向けとのことだが、要するにモバイル向け同様デスクトップ向けの性能は無いのだろう。
Celeronの名誉のために言うがデスクトップ用のCeleronなら能力は低くなく、ノートPCのCore i 3並みの能力があるとも言う。Atomが名前だけCeleronを詐称したものとは違う。
こんなPC、SSDに換装しても変わらんわ!!と言いたいところだが、起動やシャットダウンやアプリ立ち上げやその他の《ストレージがモノを言う部分》ではやはり暴速になっていた。こうして、確かにSSD換装によってPCがトスカニーニ演奏の如くキビッキビの動きをするのはそうなのだが、しかしとはいえ、PCの本体中の本体であるCPUがお粗末だと、さすがに、元が悪すぎてはどうにもならんということで、体感できる変化が得られない部分も出て来る、ということも分かったのだった。
作業完了後の状態。スペースたっぷりだ、SSDも足が伸ばせるなー!!