地上最強のブログ

しばいてくぞ

愚昧百景の繚乱 (0007)

 

前回の記事から

よく きっしょい現代思想系がきっしょい「想像力」とかいう気持ちの悪い用語(現代思想系の用語は全部醜悪である)をウレシがっているが、ゆえあってのものではある。結局 人類に欠けすぎていて これからの社会のために何よりも必要なことが、ちゃんと想像しようということだからである。サボってんと想像しろ・想像を広げろ・想像してせんまい自分をちゃんと拡張しろ、他人の居る世界にちゃんと住め、ということである。

締め切りがあるものに対して締め切りぎりぎり直前に完成や提出や準備完了をすることが絶対至上の義務で究極の美学だと思い込んでいて 何をするにも締め切り直前に「ばたばた」(←アホ語)するという実践を毎回きっちりしてくさるというどうしょうもない連中がいるものだが、こいつらに対するあたかも相補物であるかのごとく、提出や完成はぎりぎりにこそするようにと求めてくる者だっている始末である。

一体に出来たものは出来たものだ。それが締め切り前日に出来ていようが半年前に出来ていようが、一緒のことだ。早よ出来てしまったのなら出来てしまったのである、それにケチをつけても仕方がない。しかしバカには、直前ぎりぎりに出来たもののほうが値打ちがあるようだ。それはギリギリまでかけて推敲と彫琢を重ねたもの、そんな気がするのだろう。

そう、気がする。カルシウムをたくさん摂ればたくさん骨になるような気がする

コラーゲンを摂ればお肌になるような気がする。タンパク質を摂れば筋肉になる気がする。こうしてバカは、野菜ほとんど摂らずにジャンクフードばっか食いながら肌の手入れに余念なく肌に薬剤を塗りたくるようになる。肌は肌なのだからその肌に何かを塗りたくれば肌がどうにかなるような気がするというわけだ。何という短絡。かく、一般人という無知と間違いに基づく行動しか取れない悪質な生き物の原理はすべてこの気がするというだけのものに尽きる

そのようにして、仕事というのは期限のぎりぎりに出来たもののほうが立派でアリガタイものであるかのような気がするのである。

もちろんこれは仕事をやっつけたがる悪弊とは話が違う。例えば、一般人の中でも特段注意力や熟慮に欠ける20台前後の連中に例えば試験でも課して、早く終わったら退出していいとでも告げると、我も我もとイのイチバンでに退出しようとしたがるもので、そうして、あわてて回答したことが原因の凡ミスを大量に残していく。アホだろ。一刻も早く逃れたい嫌なことから一刻も早く逃れようとヤッキになってヤッツケをしてしまっているわけだ。同じ連中に提出課題を課すともれなくギリギリ提出をしてきよるのがまたいみじいもので、ようするに何事であれ課せられる事がイヤなだけなのであり、どちらのケースでも、イヤだという思いだけで行動しているのである。そんなバカたちが遂行と彫琢を重ねるワケがない。これはヤッツケをやるバカの問題だ。

そうではなく、課題というのを出す時間が本当にただ早いというだけの者、完成の時日がただ締め切りから時間量的に遠いというだけの者、完成提出準備完了というのをただ締め切りより大分か大幅にかそこそこ早めに設定してそれに自覚的に基づいて行動するというだけの者、こちらは、意識と意味があって行動している。

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こちらとしては バカと一緒にすんなというものだが、しかし、上述ぎりぎりに出しなさい先生には、それがワカラナイ。早く出されたらヤッツケられたと思うのである。あわてて完成されたような気がするのである。こちらとしては推敲彫琢にも入念周到にも誤記根絶にも完全完成にも手淫鯨姦にも本当に十分な時間をかけたところであり、御先生の愚考と違って時間をかけるだけの予定の空きが山ほどあった(むしろ空きしかない)ところであり、本当に本当に出来上がっているというのに、この先生のオツム内部 こやつのこやつワールドの中では、それは値打ちがないものであり、そんな提出はこいつワールドに対する侮辱なのである。だから、提出はギリギリにするようにという謎要求をしてくるのである。こんな謎人間かこれに類する者に出会うことがあったら、そいつのナカで何が起きているのかという、以上のことが起きているのである。こいつらは、自分の都合や論理と他人のそれらを区別できない。自分のナカと他人のナカが違うということが、永久に合点いかず、思いつきもしない。

次回の記事に続く