地上最強のブログ

しばいてくぞ

お前には筋肉つきません

Der Beweis der Lust. — Die angenehme Meinung wird als wahr angenommen: diess ist der Beweis der Lust (oder, wie die Kirche sagt, der Beweis der Kraft), auf welchen alle Religionen so stolz sind, während sie sich dessen doch schämen sollten. Wenn der Glaube nicht selig machte, so würde er nicht geglaubt werden: wie wenig wird er also werth sein!

(Nietzsche, Menschliches, Allzumenschliches I, III/120)

 

(判断力はテメエの都合に左右される。自分に都合のいいものだからモチベ持てるだけだ。これをさんざん悪用してきたのが狂信だよな。おまえが信じてるそのソレは、もっぱらお前に心地いいというだけのものだ。お前の価値判断なんてそんなもん。

ニーチェ

 

「金が欲しくない」「儲かりたくない」と言ったら奇人扱いだし実際そうでしかないが、「筋肉つけたくない」は日本語としておかしくないらしい。カネ同等かカネ以上に有れば得するのが筋肉である以上、この発言は、「くない」の文法が間違ってるというレベルの邸能発言である。そう、コトは大部分が言葉の問題かもな。

筋肉が付く「心配」という「心配」があるらしい。どこまでのアホを相手にしたらいいのか分からんのだが、まあ安静にしてて付くとまで思ってるアホは(願わくば)いないであろうから、「筋トレで」・付く「心配」、として聞いとこう。「筋トレ」もたいがい頭悪い言葉だが、今これを、【私営ジム・公共トレ室(をジムと呼ぶバカがいるが)・テンプル・オキシジェン等々でいわゆる無酸素のウエイト(マシン)・ワークアウトを行う】という内容だとする。ってかそれ以外相手にしても仕方がない。「自重」www「囚人」ww「ドラゴン」www公園トレww等々の道化どもは相手にしない。修行してろ。ましてや、筋萎縮の効果しかない有酸素系、ランニングww・「全身運動」(失笑)・ヨガ(←宇宙から消えろ)・「自宅で」等々といった、存在自体が無駄なカンチガイ馬鹿エクササイズ、ただの無料サウナは、一切相手にも話題にもしない。

で、「心配」。うむ、心配だろうな。ウエイト器材で遊んだら筋肉付くんだもんな。そら心配だ。あたしも、白黒玉で遊んでたら来年にはワールドカップ優勝してまいそうだ。とっても「心配」さ。おいらも、白黒鍵で遊んでたら来年にはショパンコンクール優勝してまいそうだわ。やだー心配だー。…… お前の「心配」がどれほど間抜けか、分かるか?それは、「心配」の文法が間違ってるというレベル。

まず、「筋肉付けたくない」云々ぬかしてる程度のオツムなら、「付」いてる体のイメージも知識も無くて、ひたすら間違ったトレで「汗を流()」してて、アホが気にする「食事」にひーこら精出してて、何ならジム行く「モチベ」とかホザけてるパーだろうから、こいつらには次のように言うことになる。お前は、何をどれだけやっても、筋肉つきません。安心してそのアホトレ・その無駄ジム通いを続けなさい。クリーンだのジャークだの「腹筋」(無駄運動の最たるもの)だの、果ては踏み台昇降モドキやら腕立てやらオカマ「スクワット」(前ならえして不細工に尻突き出して空気椅子やってる例の絵ヅラのあの気持ちの悪いヨガもどき)やら、なんぼでも好きなだけやってろ。

↓ こういうやつな。きっしょ!!!!!!!!

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いや、アホをナメるな。付いていないぞとこちらが言いたくても、物を知らん奴になってくると、付いていると錯覚(!)することすら出来るんだぞ。オレちょっと筋トレしたらすぐ筋肉ついちゃうから、付きすぎないように気をつけなきゃ、見ておれの筋肉。… たしかに、ちょっと日雇いバイトしたらすぐ年収10億超えてしまうから、「心配」だわー。… はっきり言って、筋肉「ついてしまう」レベルの組成(あんのか?!)になるのは、人類には、年収101兆円達成より困難かも知れない。それでもアホには分からない。それでも倦まず呆れてず説こう:お前は、しょぼい。骨格筋付着量がゼロな人間はいないから、皮下脂肪量次第では、「筋肉」が、そりゃあ見える(だけ)。当たり前。これを、「筋張っている」という。「筋」肉でなくて「スジ」。お前はスジを見ているだけ。そこから筋肉スゴーいまでは5憶光年ぐらいの飛躍。ちなみに、こういう話になると、パンプアップで錯覚ガーとホザく記事が湧くのだが、「心配」バカたちはそもそもパンプアップするほどのエクササイズもできてるのか?または、パンプアップに錯覚する程度のオツムもあるのか?

冗談をここらにしよう。筋肉錯覚の因は、ボンクラ記事どもが想像で書いとるのと全く違う或る1つのものである。つまり、俺ノ筋肉^p^と錯覚してるアホたちは、筋肥大が有意に進んだ体というのを見たことがないのであり、なお悪いことには、ばっちり見てたとしても、それと自分の鶏ガラ体の区別が付かんのである。動画でも実地でも何でもいいから思い出せ。ジムに本物が来た時の、周囲の鶏ガラどもの(無)反応を。邸能と言うのは、知覚レベルで邸能なのである。

よし、1センチ前に進もう。

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「マシ」かもしれない群が見えて来た。こいつらは相当なフィジークに達しているそうだ。成りたいカラダになれたそうだ。この群にはもしかしたら小マシなのも居るのかも知れない。ところで、この群の個体がエクササイズで達成している体とは何だろうか。それ、「鍛」えられてなど全然いない、人間のごくふっつーの体つきじゃないんか?だとしたら、何の「トレーニング」だ?病人のリハビリか?

人類の本来のガタイってどんなもんなんだろうか。それを知るには、多かれ少なかれ筋萎縮状態であるような現代都市人の平均をいくら見てても仕方がない。

大まかな数字だが確かに分かることがある。今「除脂肪体重」(そんなもんどうやって計測するんだバカ)の仔細や太古の食生活の真実や人類学考古学の資料議論実証を措いて、それでも、まず、この時代には体脂肪率多の個体が僅少だった筈だとだけは、幾らなんでも、言えるだろう。その、肥満体でない(であろう)ところのヒト近縁種個体が、上記の数字である(標本が少なすぎるか。そうだな、全部出揃うまで待っとけ死んどけ)。その「筋肉量」が伺えるだろう。ネアンデルタール人交雑説なんかも思い出せ。もちろんこの数字からすぐさま何かが見えるとは言っていない。当たり前だ。ただ、現生ヒト種誕生当時の環境下に於けるヒト状構成の身体の生物に必要な筋肉量は、見えてくるな。そして初期サピエンスの筋力発揮場面・発揮内容・発揮種類とその周辺種のそれらとが全然まったく異なっていたと言えるか。

いわゆる筋肉ムキムキだのモリモリだのという体つきとして思い描く・確実にイメージする・さんざん描いてきた例の体つき、または、「異質」で「非日常」で「怪異」と著述家のアホたちが喜んできた例の体つき、それにいくぶん近い「と同じ」とは言っていない)体つきのほうこそが、お前ホモサピエンスの本来正常の・普通当たり前の体つきだったとしたら、どうするか。お前たちが心から満足しているお前たちの体つきのほうが歪んだ異常な病的状態であったとしたら?… ああええよ、上記数字など化石人骨からの単なる推定であり、標本が世界の一部地域から出土したものに過ぎず、ネアンデルタール人と現生人類の骨格がそもそも違うし、現生人類がネアンデルタール人より身長が高い骨長が長い分体重ももっとないといかんわな。ああそうだろうな。本記事がざっくり過ぎるのは固より承知だ。で、そう言い返して、それで、お前がガリガリもやしの貧相貧弱であるという現実がなにか変わんのか?(議論してるすべての奴に言っとく。お前は、議論を、言い訳をするために始めたのなら、お前の確証バイアスを自慰するためにやってるのなら、お前の発言はトートロジー未満である。お前が、お前ワールドのお前信教のお前経典のお前教条を慰めるためだけに議論に鼻つっこんでるのでないのなら、いいんだがな。図星か。)

こう考えてくると、「筋肉つけたくない」は「病気治したくない」に近似する言い方とも見えてくる。ただ、周囲が全員病人なのなら、自分が病人「と言われても困る」だろうな。さらに、人間には、(表象なら文学、一般人ならほぼ全員、)病気自慢という性癖が有る。手の施しようがない。いずれにせよ、「つけたくない」まで話が戻ったところで、上記「小マシ」群にも戻る。「わかってる」つもりのトレーニー、どうやらお前のやってることは病人のリハビリなようだ。到底、カッコイイ体になる所までは行っていないな。そんなら、「つきすぎないように」などというのは、「つけたくない」と等価同内容の文法間違いである。「すぎ」るのでなく、ふっつー「に戻る」だけ。文法間違いです。二度とホザかないでください。

と言うか、いま真に指摘すべきことは、アホにおいて観点が逆になっているということである。さらに上の箇所に戻ろう。馬鹿にするように書いたが、何年も球で遊び続けてたら何か技術と言えなくもないものが身についてしまう可能性はあるだろうし、ハノン教本1ページ目(!)を毎日弾き続けていたら技術の萌芽のような指運動神経連結が得られてしまうかもしれないだろうというそのように、ワークアウトをやってさえしたら、最低最少でも、筋肉がつかなくもないということもまた言えなくもない。そしてその数十~百グラムの増加でも、目には何も見えない亦はほぼ見えない程度の増加でも、測り知れないメリットがある。さすがにこの辺はググってるだろう。よく分かってるだろう。もちろん、目には見える程度の変化を起こすことは、お前程度にはできない。ほんまだ。お前たちが《肉ついた(?!)》と必死に嘆いているその変化は、お前の主観の中にしか存在せず、誰にも感知できない微細な誤差未満の誤差である。ましてや、《服の上からわかる》ようになる日は未来永劫こない。そして《服の上からわか》るようなものであっても、脂肪が付いただけのことである。

こんなアホどもが無知の放言を放屁し合っているのが日常だというワークアウト界で成果を出せる者など滅多に居ようはずがない。「目には見える程度の変化」、「筋」が「肥大」した、「筋」「肉」「が付い」たと言えるモノを得たいなら、アホどものホザく、《無理なく》・《いきなり高重量では》・《徐々に》・《「ケガ」(←もう〇ねよ)しないように♡》・《自宅で》なんていう、甘ったれたいのかトレしたいのかどっちなのかわからんママゴトなど1億年続けても無駄である。)

お前たちの言説には錯覚と無知が存在するのみ。まず、筋肉が付くわけがないのに付く「心配」をしているという倒錯。次に、それでも万一わずかでも「付」いたとしたら、ええことだらけであるのだが、これが分かっていない、という倒錯。最後に 次に、「心配」するほどの外見にお前たちが達する日は宇宙が終わるまで来ないのだが、これが分かっていない、という倒錯。まったくもって、バカはすべてを逆にする