象は今は鼻は長い。が牙は昔の象ほどではない。
特定日本語に従うと、「は」は「主語」である!!は?特定日本人 は がやがて、
- むかしむかしおじいさんとおばあさんはいました
とでも書き出すだろう。何は起きているのだ。誰はこんな日本語を…
「は」は主題化ということをする。冒頭の文だが、
- 「象に関して「今の象に関して「今の象の鼻に関して言うと」」」、長い。
と述べている。「冬はつとめて」:「冬に関して言うと」、早朝が好ましい。センターに関して言うと、佐々木美玲が好ましい。「昼食選択に於いて僕に関して言うと」、魚だ。「こんにゃくに関して言うと」、太らない。痩せもしない。「痩せに関して言うと」、汚な醜い。体重計の数字に関して言うと、ただの抽象観念。「食事」()「ヨガ」()有酸素ランニング有象無象に関して言うと、やっても無駄なだけ。
ところで、「は」の役割は「は」だけにあるわけでは無論なくて(←こういう要る「は」を特定日本語者どもは付けれないんだな
)、「に関して言うと」にも有るし、「だけど」・「だが」・「って」・「なら」等にも有る。
- 象だけどさ、鼻が長い。
- 象なのだが、鼻が長い。ひつこい。
- 象って上唇が長い。
- 象なら上唇が長い。
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ところで、文の要素に格(Fall, case)というものがある。
- この涙を(対格)君に(与格)捧ぐ
昔のネイティブは日本語をろくに知らなかったから「テニヲハ」が格標示者と謝って決めてしまったが、実際はデニヲガ、さらにト・カラなど。ヲなど対格のみだが、デなど具格と処格を兼ねる:
- 「田舎で(処格) チェーンソーで(具格) ティーエンジャーを(対格) 人面面が(主格)」
ドイツ語3格も与格と奪格を兼ねている(というより、3格に於いて与格>>>>>奪格という状況がなぜなのか、それは動詞が格を指定するから、奪格指定動詞が僅少だから、という考えをせえよ。)格自体はどんな格もどの言語にも十全にある。梵語に格が8あるとか、ハンガリー語に格が18~34あるとか、ツェズ語(北東コーカサス語族)に格が9999あるとかいうのは、それだけの格標示があるということに過ぎない。話を戻すが、「は」は格標示を「兼務」する、というか潰す。象は=象の(属格)、今は=今に(時格)、鼻は=鼻が(主格)、と格標示を兼ねつぶす。
以上「は」論を概観した。「は」論者たちは英語とフランス語しか知らないが、主題化の「は」というもの、これは、ドイツ語の言語戦略と親近している。