今(2020/08/10)のような猛暑下にSSDがどれだけ熱くなるかを去年検証してみたものだが、高負荷なのだろう負荷をかけても致命的な温度にはならなかった。SATA接続だった。
現在 NVMe M.2 SSD。M.2、例の 温度上昇が懸念されて有名なやつだ。
上の上に貼った過去記事でそれなりに検証できているように、真夏にエアコンなしでPC使ったらコワれるということなど、ない。一番発熱が心配な部品も、知れてる。
そして、上に貼った過去記事で述べているように、もっと発熱が心配なはずの部品だが、こいつは、まず「セラミックヒートシンク」という餅薄片のようなものを貼っており、その上に 元々マザボに付いてたヒートシンクをかぶせている:
ヒートシンクのテープを剥がしていないのに気付くのは数年後
が、この二段構えが意味を成しているのかそれとも片方のシンクだけが意味を成しているのか、とにかく、温度が上がらない。晩春も初夏もめっきり発熱していなかった。そして真夏になった。
去年と同じことをやると、現在、「ウェザーニュース」の表示だと現住所の外気温が38℃である。去年よりまだ暑い。エアコンなど入れていない当部屋、サッシと玄関戸をこんだけ開けてるだけ。
マンションの上階のほうだからたしかに風がびゅんびゅん吹いてて入って来てはいる。(風が止むと確かに地獄に暑い。そこまで風が物を言っている。)
それでCrystalDiskInfoを開くと、実にこうだ:
なんと、Dドライブ用HDDより低い。冷えっ冷えやないか!!!!
さて、時刻は去年と大体同じの14時前後、負荷をかけてみよう。ただ、8K動画再生なんてやらない。もうすでにやっているし今もやってみたが、8K動画再生ぐらいでは温度が1℃も上がらないのである。どこまで冷え冷えやねん。そこで今回はCrystalDiskMarkを掛けてみる。
そうしたとしても、43度までしか上がらない…。
一体《M.2は発熱がヤバイ (^_-)-☆》という話は何なのだろうか。ヒートシンク貼って本記事ぐらい冷えている検証ページがあるが、ここで使っているものの1つであるAquacomputer kryoM.2など、今Amazonで見ると4736円という高級品である。到底こんなスンゴいものは使っていない。商品付属の薄餅とマザボ付属のM.2蓋だけだ。
CrystalDiskMarkの結果を貼っておくとこう:
上に貼った過去記事中にも計測結果を貼っているが、その冬のときと、ほとんど違いがない。
天気予報上は《体温を上回る》数字が出ている文句なしの日本の真夏、冷房の付いていない部屋で、M.2 SSDは、何の病的な発熱も示さず、ふっつーに稼働していたのだった。
なお、CPUのほうの高負荷と温度確認は、、、もういいだろう。
後記①:数日後の8/15(土)の15時台に、筐体に陽が当たっているからか風が弱くなったからか何なのかわからんが、平常時41℃になった(8/19(水)の15時台にも41℃になった。風はそこそこあったものの、気温が高すぎた)。そこでCrystalDiskMarkを回したところ、どうしても44℃を上回らなかった。
後記②:さらに8/20(木)の15時台には平常時43℃になった(風は結構吹いてる)。
そこでCrystalDiskMarkを回したところ、45℃に達しただけだった。もちろんPCの動作に一切異常は感知されていない。