地上最強のブログ

しばいてくぞ

愚昧百景の繚乱 (0004)

May[横山由依ソロ]

May

Not Yet (横山由依)

  • 発売日: 2013/08/14
  • メディア: MP3 ダウンロード

 

前回の記事から

意味や目的や意識や意図があって自身や自慢を漲らせるほうには何の問題もなくて、そういうのが問題なのは、本当に中身すっからかんなのに確信と自分正義ではち切れんばかりになっている上述ガキのほうである。

ただ、多かれ少なかれ、どいつこいつも大体こうである。自分確信で自縄自縛して胃の中の変わらず人生をやってればラク、そんなラク以外する気がない。他人の人生なんて、想像する気など毛頭も毛根もない。キューティクル。他人の論理など、考えたくも無いし、それが有るとすら知らない。他人のワールドから見えていた風景を想ってみる日などついに来ない。せいぜい頑張って他人を想像するとなると、いま見えているところだけから勝手に判断し、いま見えていないところは勝手に憶測し、勝手に願望像に成型するだけだ(そして、バカしか発生しない各種コメント欄に書き込む)。バカとは、他人が自分とどれだけ同じであるかということと、他人が自分とどれだけ違うかということを2つ同時に見誤るバカのことを言う。ビシィッ!!

 

このように「ぴしっゃりと言ってやった」ところで、さて次の話題だが、ところかえた話題、ウィトゲンシュタイン哲学探究』冒頭第2節に言語の原型を仮定する話がある;石造建築をしている者Aが手伝う者Bに石材を持って来させる場面を仮定、Aが「Würfel」「Säule」「Platte」「Balken」のどれかを「叫ぶ」と(„A ruft sie aus“)Bが持って来る、そんな4語言語(こんだけ書いときゃググれるやろ)。ここに言語の機能の骨格を見ることが出来て 色んなこと考えさせられて … 云々といったことは分かる。分かるが、この話、すんなりは読めるか?

はっきり言って、こんな場面を想定するこいつ、

などでも明かされているように 確かにものの見事にサイコパスであろう。おい、ヴィトゲンシュタイン、お前 アホか?あのな、物の名前を「叫」ばれてな、そんなな、「持って来い!!」てな命令を叫ばれてな、不愉快にならん者がおらんゆうことが判らんのか?お前が持って来い!!!!

そう、この話はおかしいのである。居丈高に、物の名前だけを命令して人に持って来させるエラそうな奴と、それに従わされてる者という、卑屈で不愉快な絵面なのである。

こんなものは、妻に「おい」「お前」と呼ぶ動物が「フロメシネル」と3語言語しか喋っていなかったどこぞの国の風景だ。

どこぞの国、たしかにこの国の連中は、人からエラそうに命令されお前よばわりされ言葉で足蹴にされ高圧的に物を言われるのが大好きだという異常卑屈者である。こいつらなら、異常者ヴィトの異常者大工のケツでも喜んで舐めるだろう。こんなエラそうな場面が嬉しくて仕方がないだろう。こいつらの曰く「Mですから」。

次回の記事に続く