地上最強のブログ

しばいてくぞ

もうちょい即物的にしてもらえませんかね

 

ここに書いたようにカネは入ってきたらそれだけのもの額面だけのものであってどんな形式で入ってきたかなどどうでもよく何にも何の関係も無い。それが「何」たるカネで「何」からの収入で云々といったカネの「何」カネのカタチを気にしても仕方がない。悪事で入ったのなら悪事が悪いのであってカネには何も付かない。正規雇用で振り込まれようとタナボタで拾おうと社会保障で恵まれようと味噌汁にケチャップを入れようと、カネはカネだけのものであるにすぎない。

ところが、コト「収入」となると、特に一定の定期の収入となると、額面がいくら少なかろうがいくら多かろうが、何々という雇用先からどのように給金いただき振り込み拝領タテマツり申し旱漏させさせていただいていただいていますかをアホほど気にしよるものである。アホというのは、看板の付いたどこどこ会社にきっちり雇われてそこから収入を得るというカタチが大好きなのである。1億円拾ったらそれでええ話やないかなどというケガラわしい話は聞きたくもない。企業様に飼っていただきちんちんするのが大好きなんです。

そう、えてして、就職ガ決マッタことをはしゃいでその御社名にすんごくウレシくなる新卒畜群、入社後は社員証入りホルダーという首輪をぶら下げて闊歩闊歩という飼われピエロ、こやつらは、カタチが大好きなのである。カッチリ形の定まっている某企業様の中にカッチリ収まっている自分ちゃん、そのカタチその形態その形式が愛しくて愛しくてたまらんのである。

とはいえ、自分も、今書いたことと同じことをしてしてきた(嘘)。

だらしない愛し方(アンダーガールズ)

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AKB48

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地上にあまねく我らバカ生物はカタチが大好きすぎるもので、そこからその行動学というか行状の大半が説明が付く。例えば「就」「職」にハシャぐ種類と似たのに、《結婚しました》と嬉しがる種類が有る。これは、先方との取引が成立しました・組と盃を交わしました・オハナシしました等と嬉しがるのと同種類のもので、人体と人体の関係というただの観念に名前というただの観念を付けてただ観念的に喜んでいるのである。もう観捻してください。

しかしこれは固定慨念である。糸吉女昏という名前が付いていようがいなかろうが、2個人体が特定の物的心的距離に於いて居住するという即物的事実には変わりはない。そんなん、名前付けて呼んでも、べつに何もプラスアルファされない。祝儀のカネ以外に何がもらえんねんと言って、何ももらえない。

つまり、どこの万人も、チェスのキングに王冠をかぶせて喜んでいるだけなのである。誰々との関係に入っても、そのことそれだけを以ってして金銭が発生するわけではない。名前が付くだけだ。どこどこに所属が決まることで細胞の1個が増えたりする訳ではない。入会が決まることでそれだけで以って生活に何かがプラスされるわけではない。これらはこれらが基となってその後に物理的物質的に何かをもたらしてなんぼものものである。これら自体はどこまでいっても名前にすぎず儀式にすぎない。

それが、ワカラない。いやもっと悪いことには、何となくわかってはいる。その嬉しがっているヤツ、聞いてもらいたがっているテメエ、発表したくてたまらないバカの全員が、すんごい虚ろなことをしていることを、心の奥底で分かってはいる。以上書いてきたことを理解できない人類はいない。よって、タチがいっそう悪い。

 

まあそんなことはどうでもいいとして、いま、もっとどうでもいい話をしておきたいのだが、いくら不勤慎であろうとこのブログが閉鎖の危機に追い込まれようと言わなければならない:今回のコロナ騒動、ほとんど哲学的と言いたいぐらい考えさせられる事態である。

不謹槙なことを言うが、言うまでもないが、ウイルスというのは、超無差別である。貴賎老若嬲階級のいかなる何にもおかまいなし。相手がどんな人か「人」であるか人が「人様」であるかウンヌンかナンヌンか、なにも何の関係もない。その「人」がキモかろうがエラかろうがエモかろうが、ひからびてようがツヤツヤしてようが、健康体だろうが病気だらけだろうが、五体のどこがあろうがなかろうが、社会のどこに位置していようがいてなかろうが、為政人だろうが仮性人だろうが火星だろうが著名だろうが令嬢だろうが風嬢だろうが、一切まったくおかまいなし。相手が人体なら、それでいいのである。

そんな風に動物たちから扱われているのは分かっていただろう。まずそもそも逆が(たいがい)そうであって、ヒトがやったら気持ち悪いことでも動物なら全くきもくないのと似て、動物に(人間に程は)老若美醜貴賤は問わず、そこまで気にはしない(のが大勢の傾向だ)。老犬も仔犬も(ほぼ)等しくかわいく、ジジババとガキンチョとは固より違う(ちなみに動物保護の最大の敵が「かわいい」という感情である。おぼえとけ)。動物からも同じで、だいたいは美女もおっさんも同じように見てくれる(ようである)。動物からしたらどいつもこいつものっぺら均一のヒトであるにすぎない。まして猛獣からしたらどの「人」も食肉にすぎず、いかなる御方も生体組織にすぎない。

これが、ウイルスなら、もっとだ。「ひと」なぞ、タンパク質に過ぎず、分子レベルの情報に過ぎない!!どんな「人」「様」でも御前でもオマエでも俺様でも庵様でも膝小僧でも神様でも、ウイルスからしたら、特定のコードにすぎず、書き換える文字列にすぎず、情報にすぎないのである……。そう、ご立派でご大層が服着て歩いてるそこ行くお前にどこ行くあの様々、こいつらの1人残らず1頭残らず、情報というものにすぎないのである。ウイルスはそういうことに目を開かせてくれるもので、今回のような世界規模の騒動、あらゆる人を巻き込んだケースになると、そのことに目をこじ開け押し開いてくれる。これを目礼という。

あとここに書いた話なんかもあるが、どうでもいいわ。

 

川は流れる

川は流れる

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