地上最強のブログ

しばいてくぞ

マウスとキーボードぐらい色んなん試せよ (2)

 

前回の記事から

てしまう。とにかく打てば分かるのだが、まず打鍵感が安物一般キーボードと別世界で、キーの押し込みに独特の手応えがある(安物には無い)。また黒軸だからキーを押し込むずっと手前で反応するので「撫で打ち」をすることになったり、この品に限っては異常に反応が高速で、キーを押し続けると同じ字が連続出続けるわけだがあれが超高速で出る。といった風に色んな異次元体験をしたものであり、いずれにせよ、通常これがキーボードでございと断定され使わされてきたし誰もが使わされている安物たちがキーボードの偽物であったのだということがよく分かった。そしてこのMajestouchというのはキーボード高級品のなかでも静電容量無接点方式ではない下位機種である。したがってゆくゆくは東プレのREALFORCEなんかを買うことになる訳である。(キーボードの使用感に関してはチガイや特質を非常に見事に分析して卓抜に述べているこういった解説や同じ人のこういった解説を参照してくれたほうがいい。)

かつて貧乏なりに一瞬は手を出した高級ペン…実にバカバカしい。金をかけるならキーボードだ。それは、金をかけるなら文書作成ソフトだというのと同じで、自分の商売では人生で最も長い時間これに接しますというものに金をかけるのが当然で至当だ。例えば、文系研究者、正直に白状すれば、ようするにひたすら椅子に座っている商売である。自分が最も長い時間集中的に接するものである椅子に金をかけなければならないことになる。自分でも最低限これぐらいの椅子にはしている。買えるならもちろんトレジャーチェアのようなものにしたらいいだろう。

(<後記>ただし、当Majestouchがいいのは押圧感だけだ。それ以外はいかなる長所もないどころか端的にクズだと言える。まず黒軸だから重く押しがしんどい。しかも重い分押しまちがいが減るかと思っていたのに事態はまったく逆で、このMajestouchは異常にタイプミスする。誇張ぬきで、1語を打つのに最低5回はタイプミスしないと打てない。これは全く慣れない。2年、結構な量の文を打ち続ける生活だったが、買ったばかりの時に随分打ちにくいなとイヤな印象だったのが今でもまったく変わりがない。何故そうなるのかは分からないのだが、とにっかく打ちまちがえる。BackspaceやEscを何回も何回も押さないで1文を打てることがただの一度もなかった。しかもキーの位置が異様に覚えいにくい。何を押しても、まちがったキーを押してしまう。あくまで誇張ぬきで、人生で触わったことのあるあらゆるキーボードの中でこのクズキーボードは群を抜いて尋常じゃなく使いにくい。打っても打ってもミスしかしないから、使っていて気分がいいのではなく怒りが募るだけである。このクズ商品は決して買わないように。ただここで思わぬ長所が見つかったもので、打ってて腹立って思わず拳で殴ること何回もあったのだが、それも結構力込めて殴ったものだが、特にヘタレたり弱ったりすることがなかった。丈夫は丈夫なようである。

 

次にマウスの話だが、もちろんこだわってなんぼだということである。

とはいえ、マウスはキーボードほどには使わない。当たり前のようにマウスに手をべっちゃり置いている絵がPC操作の基本風景みたいに勘違いされてしまっているが、マウスは触れる程度の最小限の助けにするものである(反対に、Windows7から「スクリーンキーボード」が有って、べっちゃりマウスだけでもあらゆる操作ができるが、もちろん不便でしかなくやる意味がない)。マウスでの操作、コピーする・貼り付けする・ウィンドウ切り替える・ウィンドウ閉じる・ワックス塗る・ワックス拭く・すべてのプログラムを表示する・印刷する・ブックマーク表示する・その他100以上のマウス操作が、キーボード上のショートカットでできるし、やったほうが速いし、やったほうがラクだし、やったほうが能率上がるし、人生を自分で切り開けるし、坂口渚沙推しだし、下青木香鈴推しだし、箱推しである。また、箱推しである。ところで、西潟茉莉奈推しである。ちなみに、水野愛理推しである。

さてさてそのマウスだが、前回言ったようにお仕着せのを1年以上使っていたのだが、特にマウスがヒドかった。と言っても企業や学校のPCで使われている最も一般的なタイプのプラッチックつるっつるのサービスのへったくれもない石ころマウスである。そう、お前が《マウスとはこんなもの》と思い込みそれ以外のマウスなど想像もつかないというようなそのそれは、マウスたちの中で最下等の最不便品種であり、使っていて苦痛と時間の無駄以外の何ももたらさないブツなのである。

当然自分も《これがマウス》と思い込んでいた。というところに、エレコムの他愛のないM-D21DLRDを買った。2013年11月9日のこと、当時1236円。便利さに腰を抜かした。「戻る」と「進む」がマウスでできる!ゴム張りだからつるつる滑らず操作が疲れない!上記お仕着せ(つまり世の大多数の支給PCのマウス)がワイヤに引っ張られて位置をズラされて苦難の連続だったのに対して、ワイヤレスだからその苦痛がゼロになる!(電池は何ヵ月も持つ。)感動を通り越して呆れる事態である。マウストハコンナニイイモノガアルモノナノカ…。しかもこの価格帯の品でこうである。はっきり言って、電子機器デバイスやネット上の便利さ、その他T関係の世界のちょっと懐に入りさえすれば、原始時代からタイムスリップしてきた実感がするものであろう。自分には、この記事で書いたDELL Inspiron 1564がまずそうだったし、他にも多数ある体験だが、このマウスを使った時もそうだった。

という話を進める前に1点だが、マウスパッドなども小マシなものを使おう。まさか机にマウス直置きではないだろな…。また、敷いていても、ハンカチ敷いているのと大差ないぺらっぺらの雑巾パッド、こんなんは止めておこう。なぜわざわざ金を出して苦痛を買うのだろうか?上述マウスの翌月にエレコムマウスパッド(MP-095BK)(当時627円)を買ったが、またしても呆れ果てる事態だった。なんでこんな快適になるイイものをこんな端金で買えるのを今まで買ってなかったのか。なぜ世の大多数のPC風景では敷かないほうがマシな雑巾パッドの苦痛に耐え忍んでいるのか。ということである。なお、ダイソーの108円のパッドでも快適さが大差ない…。ようするにつまり、パッドがズレないような裏張りになっていることと、そもそもパッドに雑巾以上の厚みが有ることと、リストレストが有ること、がポイントで、こうさえなっていればそのパッド ごっつ快適である。

次に、2017年2月14日に、ペリックスのエルゴノミクス(PERIMICE-608)に手を出す。世の大多数マウスからしたら23世紀ばりの超ハイテクマウスだが、たったの2299円(当時)である。やはり、戻る進むボタンぐらいは付いていること、ゴム張りで滑らないこと、ワイヤが邪魔をしないこと

制服が邪魔をする

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制服を脱いでサヨナラを…

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が重要だが、確かになるほど「人間工学」、マウスを持つ手とは手首が回内していない状態であるべきなのである。こういう横向きが正しいマウスの形なのである。前述石ころマウスで満足でございという人なら手を出すのはこのペリックスまでで十分である。便利すぎて悶えのたうち回り胃を吐き出し手から背中が生えてくるだろう。

しかし買い物は買い物のための買い物だ。「予想どおりに不合理」に行くものだ。ぺリックスのに買い替えたのはM-D21DLRDを床に落としてクリックに0.001ミリ引っ掛かりが出来たからでもあった。買い替える要があったっちゃあった。しかしやがて知る、トラックボールというものが有るらしい…。PERIMICE-608まだ元気無傷なんやけど…。

出ましたトラックボール。これはもう、上記石ころマウス民からしたら、宇宙人の利器である。使うことも出来ず使うことも出来ない。そんな予感のままにそんな購買欲動のままにエレコムのM-HT1URXBKを2018年3月20日に買ってまう。購入価4860円(現時点2765円、理不尽)。もう、安い買い物ではない。

しかしこう見てくるとやたらエレコムばっか買っているようだが決してエレコム派なのではなく、むしろFILCO派だし、セガサターン派だし、ナノックス派だし、ひやむぎ派だし、マッドマスター派だし、はるっぴ派だし、みるきー派だし、矢神久美派だし、矢も盾も止まらない矢吹奈子派である。

ところでなぜか勘違いされているが、トラックボールというのは本体が動かないものな

次回の記事に続く