Alle Gewöhnungen (z.B. an eine bestimmte Speise, wie Kaffe, oder eine bestimmte Zeiteintheilung) haben auf die Dauer das Ergebniß, Menschen bestimmter Art zu züchten. Also blicke um dich! Prüfe das Kleinste! Wohin will es? Gehört es zu deiner Art, zu deinem Ziele?
(Nietzsche, 1881,11[212])
（自分がどんな物体や環境に適応してしまっているか、自分の生活習慣がどのようなものであるか、これが、自分がどういう人間かということを決定していってしまう。目標や理想などの観念談義にウレシがる前に、身の回りの物品というものをこそまず見直して、何とかしろ。それらを見直して自分を知れ。自分を知ってそれらをよく見直せ。
ニーチェ）
生活に密接なものには金をかけよう。例えば座ってる時間が一日の大半ならそれなりには金かけたチェアを買っとこう（「座っとこう」というより「買っとこう」。経済回すのが大事、けちけちせず買おう、お前がケチしたその分経済が潤わないんだよ）。そのパイプイスまがいの安椅子に座って一日の大半PC前文献前、そんな1人拷問はひとりでやってくれ。
そのようにマウスとキーボードに金かける話をしてた記事でもリンク貼った小マシなゲーミングチェアに座っていたのだが、粗悪な中華品だというのに、2015/09/07日購入後昨日まで実に4年半座り続けていたところ破損欠損ぜんぜん出ていなかった。ただ初期不良はさすがのものだったもので、肘置き部品取り付けのネジのネジ穴が何個も足りていなかったもので、他に、後で見るが底面が製造途中のように汚い状態だったし、まあゆうたら全体に傾いてた、4年半傾いてた。
それでも、その時まで人生でそれしか知らなかったところの拷問安椅子に比べて最高に快適で、（後でも見るが）中華ゲーミングチェアならではの背面全倒しのミニベッド化は最高だった。組み立ては最悪だった。
今回のチェア（GTRACINGのGT000 (GT000-BLUE)・購入価1,6900円）も大変だった。3万近いので組み立ても単純なものにしといてもよかった。元々それぐらいは出すつもりだったのだが、レビューの文言から最終的にこれにしてしまった。しかしレビュー読んでると購入決定までに5～6～7～８時間とかザラにかかるものだが、本当はそんなレビューにつられんでいいものではある。どうしても、文句付けてるレビューにつられてしまうものだが、これ、理が有るものはまず滅多になく、不良だったとかすぐ壊れたとか商品違いだとかは全部そいつ限定の個人的体験にすぎないし、さも事情に通じてるような風をしていながら実はただの無知が書いてるだけなどいくらでもあって、例えばSDカードが公称速度出ないという難癖レビューがどうやらUSB2.0に接続してるだけだったりするというように、たいがいアホの巣窟である。ネガキャンレビューだってあるだろう。サクラという人間のクズは論外。
さてその大変な組み立てだが、まず、引きずるしかないおんもたい段ボール箱が佐川で届き、さてもさても開梱。
梱包はどれもしっかりしてあったし、部材のどれも変に汚れていたりしていなかったし、不良らしいものは一切見当たらなかった。もちろん国産品よりは梱包も貧乏たらしくてお粗末だろうが、それで文句レビュー書いてたらアホやで。それに梱包などはどうでもいい。モノが問題なければ、パッケージなどというものはクソどうでもいい。正十二面体ケースでCPU売らなくていい。
緩衝材を取り払った部材。
中華ならこれは美品。
組み立て説明書は何の期待もしてなかったのだが、ふつーに参考になるモノだった：
お気に召す事ができたよ
このとお～りやっていけばよく、これが無かったら自分には組み立てられない。
さて組み立て始まってすぐが最大の難所、座面と背面をくっつける。とにかくネジを穴に合わせるのが難しすぎて汗が吹き出るものでどうやって合わせれたのかも口述できない。とにかく、中華品らしい糞ネジ穴：
この穴に、見えてる金具の見えてる穴を合わせた上でネジを刺す。その後ネジを力の限り締めてもなお不安定としか思えないのだが、先代チェア同様、これでしっかり安定してしまうのである。多分何年も持ってしまう。とにかく、難儀する作業というだけで、ネジや穴の不備や不良は実にまったく無かった。うまいこといくやん！
こうして背面に取り付けた座面の底面に肘置き×2と高さ調節レバーの計3部品を取り付ける。その途中：
左に先代の底面、伝わりにくいが、製造途中かと言わんばかりに作りが汚い。こういうののせいで、中華品に嫌気が差す。中華品に偏見を表す奴が分からんのではない。自分だってすべてが綺麗な国産品や米国品（と韓国品と台湾品）がいいに決まってるよ。右に写ってるのが今回のチェア。3部品を取り付けるとこう：
まんぐり返しにしか見えん
どのネジも、もう締まらなくなるという限界まで体重乗せて締めているが、特にナメることもないし空回りしてしまうこともない。本当はインパクトドライバーでガリガリ言うまで締めるのがベストなのだが。
なお完成して座ってからわかったが肘置きは位置が先代よりも低くて不快＜後記：1時間で慣れた＞。ただ、商品画像では分からないが、肘あたる部分が硬いクッションになってくれてて剥き出しプラッチックではないから、肘置いてて痛くなってくる心配が無い。ちょっとした所で微妙に高品質。
背面と座面の取り付け以外には困難な箇所は無い。開梱前から組み立て上がりまでに2時間ぐらいかかっている体感だが、もっかいやるとすると20分ぐらいで終わるだろう。そんぐらいイージー。
背中か腰に当てるクッションを留める紐だが、座面と背面の隙間に押し込むとすんなり入っていく：
右画像が、クッション固定紐をつないだところ、背面の背中から撮影。
本当は(合成)革張りの社長椅子的なんを自分のものにしてみたかったのだが、そういうのは、簡易ベッドにもなる背面べっちゃり倒し機能が付いてないのばかりだ。こういうの：
べっった～～ん
これは使ったことない者には不要としか思えず自分もそうだったのだが、これに凭れてみると、それはそれはもう、脳みそ液化するほど極快適である。極魔界村、怒首領蜂最大往生、私はツインビー世代。これに靠れるとマジで仮眠できてしまう。これに寝そべらないと音楽聴けない。一度この機能を知ると、これが出来ないイスが買えなくなる。
ただし、ここまで倒してもたれると、肘の置き場がなくなり、腕がすっごく邪魔になる。腹の上で指を組んでも、腕の重みに引っ張られて、結局邪魔。また、組み立てが拙かったのか、背面がわずかにイガンでいる。この寝椅子状態で寝ると、上体の左半身が僅かに沈んでしまう。すんごく不快。いいことばかりでもない。（ただ背面の歪みに関しては、上に書いた背中や腰に当てるクッションをあれこれ動かすと、多少マシになる。自分だと背面左舷に傾くので、クッションを左に寄せている。すると、そこそこ完全に真っ直ぐになる。）
とここまで倒さないにしても軽く倒してもたれても快適だし、座ってるだけでも快適であるから、自宅クリエイティブ作業系研究者系なら、パイプイスまがいのクソ安椅子を捨ててこんなんを買おう。
（他にこのチェアの特徴として、まあ先代と比べてのことなのだが、①金属部材がかなり少なくキャスターの滑りがいいため、非常に軽い。床の上をすいすい移動してくれる。②ゆりかご機能（ロッキングoff状態）が硬すぎる。背面を起こしているとonとoffの違いがない。どっかりもたれた時にぎっしり揺れてくれるのがとても休息になるものなのだが、背面を起こしているとこれが得られない。ただ背面を倒せば倒すほどゆらゆらしてくれて、倒し切ると、ゆらゆらしすぎて180°以上まで倒せてしまう。③これは知ったうえで購入したところだが、座面が低め。最下におろすと座面底部⇔床が42～43cmという寸法。下記のようにクッション敷くとおじゃんになるが、それでも低さが助かってはいる。④キャスターが座面の中央でなく後部に接続するから、座っていて足のカカトにキャスターが当たるというすんごい邪魔が無いくなる。）
そして快適を追求しよう。椅子には座布団、そんな 大正時代のカビ生えた話もいいが、チェアに敷く高反発低反発の座布団もといマットがAmazonで2000円台3000円台で目白押し。例えばこの程度の安物でも十分に快適がプラスアルファされプラスオメガプラスオミクロンプラスディガンマ。
ただこのマットは先代（底面クッションヘタれ済）に敷いてこそ至極快適だったが、今買ったばっかのチェアに敷くと、硬さばかりが伝わる。しかも足が下に付かんな。
