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しばいてくぞ

マウスとキーボードぐらい色んなん試せよ (3)

制服を着た名探偵(ドリーミング ガールズ)

制服を着た名探偵(ドリーミング ガールズ)

  • SKE48
  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: MP3 ダウンロード

 

前回の記事から

のでワイヤに邪魔されることが一切なく、ワイヤレスにこだわる必要が全くない。電池も心配したくないし、素直に有線を買えばよいトラックボールは無線である意味が全くない。ワイヤレスなら、高い上に電池に縛られるだけのこと、デメリットしか無い。なぜかトラックボールこそ無線いのちというアホが湧くのだが、まったくの勘違いである。

さて無線と有線(選択の余地がないが)、ボール親指操作型とそれ以外、ボールのサイズ、など色々なタイプがあるのだが、親指1本操作なら親指がヘタったら終わりなのだからもちろん人差し指・中指・薬指が全部参加できるタイプにしておいたし、1080のディスプレイ上でポインタにがんがん迅速に移動してもらいたいのだから勿論最大玉以外ありえない、そしていつもするように発売日がなるべく最新のものを選ぶ(←あんま意味ない)、ということでM-HT1URXBKにしたのだが、かなり正解だったようだ。玉がデカいぶん本当に指先でちょちょちょいでポインタが縦横無尽に動く動く。1~3本指好きなようにどうぞ。トラックボールに慣れるのに何日もかかるとか時には何週間もという文章が散見されるが、そんなことは全くなく、2日ほどで慣れる。

その他トラックボールがいかなるモノなのかというのはとにかくググれ。自分からして特に目につくマウスとの最大の違いは、ポインタが完全に静止しやすいことだ。例えばリンク(文字列)をクリックする時のことを考えよう。マウスだと、握っている手を放しでもしないと、ポインタが静止はせず、またはしにくく、細動しつづける。しかしクリックするためには握っているしかないのだから、当該リンク(文字列)に対してポインタが常にフラフラする。誰でも経験している通り。一方トラックボールだと放すのは指だけなので容易に放せれるし、放してもクリックは出来るので、当該リンク(文字列)に対してポインタが一切ぶれない。これが、別タブ同一位置のリンク文字列をカチカチカチカチするような時には(ものすごくある)歴然たる差になる。

つまりマウスとトラックボールの違いとしてよく言われることを想起することになる。トラックボールだと、ポインタ操作は指だけの操作で、他の操作や他の身体部分と別々のものたりうる。一方マウスだと、良くも悪くも、どの操作も肘から先の身体動作全体に含まれてしまい、肘から先の身体動作全体にずるずるべったり引きずられてしまう。そうやって常に全体関与だから、マウスのポインタ操作が、よく言われるようにヨリ安定することになる。

いやそうだろうか。マウスが安定していてトラックボールは不安定などという他人の言説流言を無考えにおうむ返しして自分の本当の実感すら歪めるような同調バイアスに、はたして理があるだろうか。思い込みによる予断を慎みたいものだ。

話を進める前に先に注記するが、当M-HT1URXBKはボタンがマウス製品中最多である。戻る・進むはもちろん、ホイール押し込み用ボタンを作ればホイールを押し込むシンドさも・手をCtrlキーに持っていく手間もなく別タブが開けるし、ダブルクリックボタンを作っておけば、ああダブルクリックとはしんどいものだったんだと想うぐらい心労が省かれるし、それだけやってもまだボタンが余る。ゲーミングマウスでもここまでの多ボタンは稀だろう。M-HT1URXBKはマウスデバイスの中でおそらく最も便利で最も快適なのだろう。確かに、ドラッグアンドドロップなどだと、途中で落としてしまうミスをしかけるものだった(ボタンが親指に変わったからというのもある)、それでも数日で慣れる。慣れればマウスよりも操作の正確さが劣るということは一切まったくない。ただただ、マウスと違って指先微動でポインタが動かせるぶん優雅に疲れなく操作できるし、多ボタンによりOS上を思うままに支配している感覚である。指先だけの操作だから安定感に劣ることも違和感が否み難いことも、別にない

ロザリオ

ロザリオ

  • AKB48
  • 発売日: 2015/11/25
  • メディア: MP3 ダウンロード

それでも、トラックボールの解説においては事実に基づかない手前勝手な言い分が多く、よく言うように、《マウスとちがってポインタを精確に動かせない》だとか、《ポインタが真っ直ぐには進まない》だとか、《ポインタが弧を描くような動きになる》だとかいうこともなく、ポインタの動きには、マウスへの遜色など、一切なかった。

だからM-HT1URXBKを永久に使っていたかったのだが、唯一の問題があった。ボールが滑らかに滑らん(←「スベらかにナメらん」とは読まない)のである…。一旦ボールを指が動かしてしまうとそこからはコロコロ動くのだが、これへの初動というのが何とも引っかかるのである。玉自体はピカピカのつるつるなのだが、玉が鎮座して接触している支持球との接触がつるつるではないのである。まあこのページなんか参考。ということで支持球への108均グリス塗布が必須になる。しかも塗っても(使用に耐えるように入念に拭きまくるのだから)すぐ落ちる。結局何週間も待って支持球にホコリが2ミリほど溜まることでそれで摩擦が相殺されて何とかスルスル滑るようになった。しかしこのこれを取ったら元に戻る。

滑りにくい玉、もとい玉の引っ掛かりに悩む日々、やがてマウスに戻る必要が生じ、というかまあそれよりも何か物が買いたくなってきた。中華のエルゴノミクス買いました…(SHEYIのM618 Plus)。これは購入時2019年6月7日と同じく今も2980円だが、見ての通りめちゃめちゃカッコいい。超モダン。ハイパーおつ。スペシャル惚れる。ありえないシェイプ。激烈クールで爆裂スマート。ダムド!!ベノン!!!おおボタン減ったよ。苦痛に満ちたダブルクリック再開したよ。肘から先をずるずるべったり動かしてるよ。タッパあるからほんまに手が当たって倒すよ。それでもこのRGB君相当有用である(なおRGBは年中オフの模様)。数ヵ月もつものだとはいえとにかく電池を気にしたくないから有線を買ったのだが、ところがワイヤが一向に邪魔にならない!ワイヤがマウスを引っ張ったりしないのである。これは開眼モノで、どうやらマウスがデカく重いからのようだ。マウスに或る程度重量があると、ワイヤに左右されなくなるのである。有線ならマウスは軽ければ軽いほどいいもんではないことが分かる。一度無線マウスを知ってからマウスは無線しか選択肢がありえないと決めていたところ、これは大発見だった。もちろん動作性はごく普通で無謬のマウスである。

それにしても、ぬめぬめ滑りさえすればトラックボールは最高の第一級マウスデバイスである。その日が来たら自分はマウスを捨てる。いやケンジントンの1万円のを買えば

 

不眠症

不眠症

  • 乃木坂46
  • 発売日: 2018/01/10
  • メディア: MP3 ダウンロード