地上最強のブログ

しばいてくぞ

文学の主人公 (1)

グロテスク文学があってもええやろ (1)

 

文学が是すなわち(美)文学=schöne Literaturだとしても、通俗文学作品(Belletristik (< Belles Lettres (frz. „schöne Literatur“)))がグロテスクなものを頻りに描こうとする執念のようなものが何だろうか。

極端な例として、まず

Helden wie wir

Helden wie wir

  • 作者: Thomas Brussig
  • 出版社/メーカー: Fischer Taschenbuch Verlag GmbH
  • 発売日: 1998/03/28
  •  
  • の196~198頁

Nun, Begierde war es auch nicht, was mich beim Wichsen an ihn denken ließ, aber ich kann es nicht abstreiten: Minister Mielke war das Objekt meiner Wichsphantasien!

Genosse Minister, – floggfloggflogg – gestatten Sie, daß ich, – floggfloggflogg – es war sozusagen meine proletarische Pflicht – floggfloggflogg –, weil mir ist von meinen Vorgesetzten angedeutet worden – floggfloggflogg –, daß ich eventuell – floggfloggflogg – die Mikrofische des NATO-Generalsekretärs – floggfloggflogg –, und um im Einsatz eine ungefähre Vorstellung der dazu nötigen Zeit zu haben – floggfloggflogg –, vielleicht muß ich ihn betäuben und unter dem Sofa verstecken – floggfloggflogg –, und wenn ich wenig Zeit habe – floggfloggflogg –, da muß ich doch – floggfloggflogg –, ich meine, da muß jeder Handgriff sitzen – floggfloggflogg –, und da habe ich, wenn Sie verstehen, Genosse Minister – floggfloggflogg –, sozusagen im Selbstversuch meine Mikrofische zutage gefördert – floggfloggflogg –, und, gewiß, Genosse Minister, warum ich – floggfloggflogg – warum ich es ausgerechnet in einem Treppenhaus tat – floggfloggflogg –, das hängt damit zusammen, weil ich es dort zum erstenmal tat – floggfloggflogg –, als ich beinahe, aber wirklich nur beinahe – floggfloggflogg – zum Vergewaltiger geworden wäre – floggfloggflogg –, ich hielt inne, als ich – floggfloggflogg – der Konsequenzen gewahr wurde, zum Beispiel – floggfloggflogg –, daß ich im Begriff war, mich erpreßbar zu machen – floggfloggflogg –, den Gegner zu unterschätzen – floggfloggflogg –, Vaterschaftsklage – floggfloggflogg –, was unserer gemeinsamen Sache Schaden zugefügt hätte, den es zu vermeiden galt – floggfloggflogg –, und abgesehen davon hatte ich keine Bumsgenehmigung – floggfloggflogg –, also, wie gesagt, es kam nicht zur Vergewaltigung – floggfloggflogg –, der Staatsanwalt kann mich nur wegen versuchter Vergewaltigung anklagen – floggfloggflogg –, wenn es ein Verbrechen ist – floggfloggflogg –, dann zieht es mich – floggfloggflogg – nach einer kriminalistischen Grundregel immer an den Ort meines Verbrechens zurück – floggfloggflogg –, was blieb mir denn übrig – floggfloggflogg –, wäre ich nicht zum Wichsen wiedergekommen – floggfloggflogg –, hätte ich meine Ausbildung und meine Ausbilder entwertet – floggfloggflogg –, weil sie mich Unsinn lehrten – floggfloggflogg –, und womit Tausende Genossen Mitarbeiter jahrelang angelernt wurden, wäre plötzlich der Gültigkeit beraubt – floggfloggflogg –, eine solche Schwächung der Qualität der Ausbildung galt es zu vermeiden – floggfloggflogg –, deshalb ging ich immer wieder zurück zum Ort meines Verbrechens – floggfloggflogg –, die kriminalistische Grundregel ist nicht widerlegt – floggfloggflogg –, mein Abspritzen war gesetzmäßig – floggfloggflogg – und unterstreicht die Gültigkeit unserer Lehre – floggfloggflogg –, der Marxismus ist allmächtig – floggfloggflogg –, weil er wahr ist – floggfloggflogg –, Genosse Minister, Sie sehen, daß ich kein widerliches Ferkel bin – floggfloggflogg –, sondern für unsere gemeinsame Sache wichse – floggfloggflogg –, für den Sozialismus – floggfloggflogg – und in humanistischer Tradition – floggfloggflogg –, denken wir nur an Odysseus – floggfloggflogg –, ich habe gewichst, um gewappnet zu sein, wenn ich die Mikrofische erbeuten soll – floggfloggflogg –, und um die Gültigkeit der kriminalistischen Grundregel zu verteidigen – floggfloggflogg –, meine Onanie war der pure Patriotismus – floggfloggflogg –, ich habe nicht zu meinem Privatvergnügen gewichst – floggfloggflogg –, und ich tat es trotzdem in meiner Freizeit – floggfloggflogg – und unentgeltlich – floggfloggflogg –, es war wie Subbotnik – floggfloggflogg –, Genosse Minister, gestatten Sie, daß ich

Und dann kam's mir endlich.

(ええ大臣を思い出してましたがね、性欲で手淫してたんではありませんからね。… そうですね、ズリネタです。

同志ミールケ シコシコシコ 申し上げます シコシコシコ プロレタリアとしての義務であります シコシコシコ 上層部が言われるには シコシコシコ 自分の過失により シコシコシコ NATO事務総長殿のマイロフィッシュを シコシコシコ 作戦中の所要時間を見積もる上で シコシコシコ 総長殿を人事不省にせしめソファに隠す要があり

心の端のソファー

心の端のソファー

  • AKB48
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: MP3 ダウンロード

シコシコシコ 間に合わぬ場合には シコシコシコ いかなる シココシコ いかなる手段もためらい難く シコシコシコ 申し上げますごとく シコシコシコ 己のマイクロフィッシュを公表いたしました実験と申しましょうか シコシコシコ なに故かような場所にてかと申しますに シコシコシコ これは当該所にて自分の初であり シコシコシコ 済んでの所でありますが シコシコシコ 強姦を犯す手前であり シコシコシコ 停止に至りましたのは シコシコシコ まちがいを認識いたした故で シコシコシコ ゆすりのネタにさえ成りかねぬものだと シコシコシコ 敵をあなどっていたと シコシコシコ 認知させられる事さえ シコシコシコ 我々の目標をないがしろにすることはこれ断じて避くるべくものであり シコシコシコ かかるごとく淫らな想いは他に何ら無く シコシコシコ 強姦には至らず シコシコシコ 検察官殿の告訴上も強姦未遂に過ぎず シコシコシコ これが立件であるならば シコシコシコ 自分は シコシコシコ 犯罪学的知見により現場回帰するものであり シコシコシコ 危うき次第ではありますが シコシコシコ 自慰にいたる次第でありまして シコシコシコ 自分に与えられた訓練をないがしろにするものではなく シコシコシコ そのようなことゆめ思わず シコシコシコ 幾千の同志がたゆまず行う訓練に徒労などあろうはずがなく シコシコシコ 訓練の向上こそ是第一義なります次第であり シコシコシコ が故に再三現場回帰いたし シコシコシコ 犯罪学的知見が証明される次第であり シコシコシコ 逃走などもこれ法に悖るものでなく シコシコシコ 我々の教条を証し立てるものであり シコシコシコ マルクス主義が普遍妥当なるは シコシコシコ 無謬なるが故であり シコシコシコ 自分はみじめな輩などではないであります シコシコシコ 我々の目標に向けて手淫する所であり シコシコシコ こうしてこそ社会主義が シコシコシコ 人文主義が シコシコシコ オデュッセウスのごときを想えば シコシコシコ 戦陣へ向けてマイクロフィッシュへ向けて手淫した次第であり シコシコシコ 犯罪学的知見を立証する上で シコシコシコ 自分がオナニーするはただにお国のためにであり シコシコシコ 私利私欲など毫も交えず シコシコシコ 余暇に手淫したるもではありますが シコシコシコ 無償奉仕であり シコシコシコ わいばスボートニクであり シコシコシコ 申し上げます同志ミールケ…

何とかイッた訳です。)

これを読んだ後年、ゲッツ板谷という稀代の文体家の文章に没頭していてて、その中で或る小文を読み、その後年に、両者の共通点が気になって来る(という前後関係は錯誤記憶錯誤で前後するのだろうが)。

情熱チャンジャリータ (角川文庫)

情熱チャンジャリータ (角川文庫)

 2番バッターのオレが呼ばれたのは、それから5~6分後のことだった。薄暗い廊下の先でオレを待ち構えていたソープ嬢。その容姿を見た途端、「ぬんぎゅううううう~っ」という唸り声を自分でも驚くほど自然に絞り出していた。〔中略〕
 個室の明るい照明の下で見た彼女の顔、それは良心的に見積もっても50代後半で、しかも、その顔には口紅さえ塗られてなく、しかも、パンチパーマが伸び切ったようなヘアースタイルだったので(これじゃあ土方の親分とSEXするようなもんだぞ、おい……)と震えていたのも束の間、さらに彼女が着物を脱いだら鳥ガラのような極貧ボディが出現。も1つオマケに、その背中には6の目が出た大きなサイコロの入れ墨がある始末。〔中略〕
「温まったぁ……? じゃあ、尺八するから湯舟のヘリに腰掛けて」
 情けなくて血の涙が出そうになった。そう、フェラチオをされた途端、あろうことか、オレのチンボコはギンギンに勃ってしまったのである……。
 で、面倒臭そうに風呂から上がると、今度は「はい、お兄さん。後ろからオーライ!」と言ってバスタブのヘリを両手でつかみながら尻を突き上げる〔中略〕ところが、彼女の背後に立って、そのシワシワで吹き出物だらけの尻を目にした途端、オレのチンボコが塩を掛けられたナメクジ張りの収縮を開始。それでも何とか彼女の中に挿入したところ、〔中略〕
 追い詰められたオレは、仕方なく奥の手を出すことにした。己の豊富な想像力を働かせて、頭の中に強引にイメクラを作り上げてしまうのである。〔中略〕
という場面を頭の中に構築し、(ちきしょう! こんにゃろう! 人でなし!)と心の中で叫びながら見事にフィニッシュ。
 が、問題はベッドでの2回戦だった(つーか、2回やろうと思うなよっ)。フェラチオをされても擦られても、とにかく勃たないのである。〔中略〕
「オレ、オナニーするから見ててよ」
 一か八かの勝負だった。己の感じるポイントは己が一番よく知っている。そして、その一部始終を他人に見られることによって、より興奮度が高まると思ったのだ。そして早速、目を閉じてオナニーを開始するオレ。
 ところが、いくらチンボコをシゴいても時折イイところまではいくのだが、ある一線までくると快楽がそれ以上進まないのである。〔中略〕しかし、ここで負けるわけにはいかなかった。
「も…もうスグだから、悪いんだけど喘ぎ声を上げてアシストしてくんないっ。一生のお願いだから!」〔中略〕
「喘ぎ声?………。〔中略〕
「プハッハッハッハッハッ! な…何だよ、女だてらに~~って。プハッハッ……あおっ!〔中略〕
 ソープランドでオナニーし、しかも、笑いながらイッたのは多分、この日本でもオレが初めてだと思う……。

かたや「地位」が確立していて広範に知られている有力著作家トーマス・ブルスィヒの社会小説が、かたや知られざる埋もれた著作家の小エッセイ、泡沫の如くかつ消えかつ結びて久しく留まる事なく何時しか誰の記憶にも残らなかろう

覚えてください

覚えてください

  • HKT48 研究生
  • 発売日: 2014/03/12
  • メディア: MP3 ダウンロード

「通俗」「低俗」のエッセイと比すべきものではないと感じる根拠など、一切無い。自分がいいと思うか否かがすべてだ(自分がいいと感知できんなら、いかなる名士・文豪・歴史人物であっても、カスである)。こうして、例えばの話ではあるが、板谷氏とブルスィヒという懸け離れた世界の比較文学の可能性を提示できる。

 

次回の記事に続く