地上最強のブログ

しばいてくぞ

※Google Pixel 4の記事です

 

前回の記事から

ードという言い方が語弊があって、「夜景」たる【街の灯りの遠景】(というこの世で最も汚い風景)を収めて夜景モードにしても天体写真機能はそうは立ち上がらず、だいたいは、上に言ったように明るさ指定を最大に近付けていくと立ち上がることになるのだが、ここで1分台・2分台・さらに4分と露光してみたが、ギラギラの写真が撮れるばかりだった。

そうは言いながらも、どんなシャシンが撮れるのかを比較してみよう。

f:id:kakaist:20200209230750j:plain天体写真機能 ON、露光2’19、「ファー」のフォーカス

f:id:kakaist:20200209230839j:plainカメラモードで無調整

f:id:kakaist:20200209230924j:plain夜景モードで数秒だけ露光

すべて同一被写体の2.5倍ズームだが、こう比較してみると、いかがだろうか。天体写真機能で撮ったものが一番、いや普通カメラで撮ったものが一番という見方もあるだろうが、大方は、夜景モードで数秒だけ露光している最下の画像がイイと見るだろうと思われる。

しかしまあ、撮った時はギンギラギンやないけと見えたがさすがに天体写真機能で撮った絵は劇的で何か物語があるかのように見えるいや魅せる。下2枚のおっとなしい優等生ぶりに比したら好ましいかも知れない。未知との遭遇をしているシーンだ。丸神頼之はどこへ行ってしまったのだろう。


この、【肉眼ではどれだけ暗く見える風景でもPixel 4には豊富な光の情報だらけ】という公準は実に本当で、多少でも光があればそれをばんばん活用して鮮明で精彩な画像を作り上げてくれる。

f:id:kakaist:20200209164458j:plain  f:id:kakaist:20200209164545j:plain  f:id:kakaist:20200223195518j:plain  f:id:kakaist:20200322034542j:plain  f:id:kakaist:20200219214255j:plain

つまりが人工的に構成する風景なのであるが、人間の目だって目というより99999%脳であって脳が処理したモノを見ている見させられているだけであり現実の直視ではなく構成でありフィクション造りである。これらの画像、天体写真機能ではなくて夜景モードで数秒露光しただけで撮ったものだが、鮮烈な絵であろう。もちろん貼ってる画像は元容量から相当圧縮してある。それでこの鮮明度だ。

そのことをさらに確かめるために下の2枚を用意しているが、2枚のうち左の画像が普通カメラモードで明るめ設定で撮ったもの、右が全部同条件で夜景モードで数秒だけ露光して撮ったもの。画質の差が歴然である。特に影の処理に如実な差が表れているが、そこだけでなく、カメラモードだと全体がノイズがかかっているのに対して夜景モードだと写る全物体が輪郭クッキリである。このサイズでアップしているからそれが見えにくいところではあるが。

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とはいえ、カメラと言えば90年代インスタントカメラなりガラケーカメラなりしか触わったことがない自分などからすれば、左のカメラモード撮影画像でも十二分に驚異的な絵である。現代のカメラ技術は夜の路地のような難所をここまで魅せれるように出来るものなのか…。超テクノロジー時代にタイムスリップした気分、ただただ驚嘆である。日本は今国威も経済もずいぶん斜陽らしいが、しかし、かといって、全盛らしい戦後数十年間だかバブル期だかに戻りたいだろうか。90年代ですら、それこそムーアの法則により、現時点から見れば、ITの極貧困時代にすぎないではないか。生後~2000年代頃までの写真や広告や物品や文物や風景や映像や表象に終わってくれてよかった旧時代という地獄しか見えず何のノスタルジーも知覚しない者は全国で私だけだろうか。

さて、比較2枚の内の夜景モード撮影画像、あくまで天体写真機能ではなく、機体を固定せずとも使える機能(数秒だけ露光)で撮ったものであり、これだけのモノが撮れるのである以上、Pixel 4の本領発揮には三脚必須なりということには別にならないことになる。とはいえ、そんなええもん持ってないからこう言っているだけであって(もちろんダイソー品ぐらいは買ってる)、勿論田舎の夜や星空などを撮ればいいのである。後に天体写真機能のレポート記事を書きたい。

 

野菜シスターズ

野菜シスターズ

  • AKB48
  • 発売日: 2013/12/11
  • メディア: MP3 ダウンロード

Pixel 4のカメラの売りとして他に望遠撮影があって、他のサイトの分かりやすい説明を見てもらったほうがいいから、非常にわかりやすい説明のページなり、iPhone 11のズームと比較しているページなり、今本稿がしようとしているみたいに夜景モードと望遠を組み合わせているページなりのリンクを貼っておくが、実に、Pixel 4というのは、暗所を明るくして物が見えるようにした上に、さらに、遠くの肉眼視認不可能なものをはっきり見せてくれる、ということが出来る代物である。

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右端の画像が望遠最大の8倍、そこから左の画像がややひいたもの、左のがもっと引いたもの、左端のが望遠なし。つまり左端の画像の立ち位置から撮っているのだが、そこから撮って、数10メートル離れたところにある選挙ポスターがはっきり見える。相当に圧縮しているが、元画像では選挙ポスターは字まで見えて何が書いてあるかが読める。

(この望遠というのだが、正直なところは、ほんっとうに使い道がない。こんな風にズバリ言われるとまさにそうとしか言いようがない。ただ、あるには有る。①まずそもそも本Pixel 4は望遠レンズのほうが画素数が多い。②次に、肉眼で見えない遠くのものを見れる、スマホしゃっと出してぱっと撮ればええ話、何て便利。③背景を殺したいとき。背景に写ってまうものが出来るだけ見えん分からんようにしてしまいたい時には、ズームしてまえばええ。そしてそうしたい時が(特に日常の撮影シーンでは)結構ようさんある。④とにかく開発者が広角よりズームが大事てゆうとんねん。)

こう見るとPixel 4の凄さが判ってくるかも知れない。実際これは上述したように光を何かに焼き付けるカメラたるカメラではさらさらなく、高機能レンズとソフトウェアとAIが織り成す光のマジックなのだろう(Pixel 4のソフトウェアに関してGIGAZINEのこの記事のように専門的に解説している一般的なページが全然みつからない)。という事を、次に比較する画像2点で見たいのだが、 右が夜景モードの数秒露光で撮ったもので、左が同一の被写体を普通カメラモードで撮ったもの。

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左のが肉眼で見ている画にもちろん近く、右の絵がヒトの目に映ることなどないであろう造られた画である。やはり圧縮していてよ

次回の記事に続く