今回はノートPCのバッテリー交換。HP Spectre 13-v100シリーズの13-v107TU。Amazonで現在10万円台~13万円台、人生で触わった中で最高額。仕様を見ての通り底上げする部分など一切ないマジ高級品である。先方が言っているのも実際バッテリー交換のみで、それ以外に感じうる不調のありようがないだろう。ただそのバッテリーが酷いもので、使用3年そこらで異常に減りやすくなっていて、充電後1~2時間持たない程になっている。HPにLINEで問い合わせると、内蔵型バッテリーだから自分で交換はムリで送付して修理と言われ、何万円かは掛かることになるとのことである。
ノートPCのバッテリー交換だが、この記事とこの記事で見たような旧来のどでかいノート型なら、画像を見ての通りバッテリーが簡単に取り外しできるのだから、これの新品を入手して古いの取って嵌め込むばそれで交換完了。要するにただの電池交換だ。
一方薄型ノートの簡単に取り外しできない内蔵型バッテリー、このページやこのページでリチウムポリマー電池と呼んでいるバッテリー、このページでリチウムイオンポリマーバッテリーと呼んでいるバッテリーだが、大方のページでは自力交換は諦めるというのが一般的に言われることである。しかし今貼ったリンク先記事など自力で替えている。この記事は上位にはヒットしないが、「HP Spectre 13」「分解」等でググればこれやこれやこれなどが上位に出てくる。
何度も言うがメーカー頼みや業者頼みはボッタくられるだけの行為なので機械類は極力自分で解決したい。だから分解解説があればもう十分で、自分で交換できるではないかと思えてくればよいのである。いや「分解」というものではなく、バッテリーなど、ネジとってフタ開ければすぐ出てくるのであってそれを付け替えるだけである。開け方が(上記リンク先のような)色んな記事に見れるわけだが、要するにネジ取ってフタ剥がすだけのことだ。業者もメーカーも結局まったく同じことをやる。(そして製造段階ですらデリケートな作業とは言いかねる。基盤の組み立てラインで素手だったりマスクしてなかったりムンズ掴みだったり酷いものだ、どこの国問わず。工場見学動画が山ほど上がっているのだから見てみればよい。)
これは時計の電池交換とて同じことだ。自分のPCなりスマホなり腕時計なりの内部や回路や基盤が露出するのに感情的でヒステリックな恐怖症を持つ気持ちは分からんことはないのだが、結局みんな、プロでも工場でも修理屋でもそうするのであり、依頼したぶん数万円支払いが発生するのである。《自分でやって失敗…》とすぐに言いたくなるだろうが、チュートリアルの記事や動画が溢れ返っているネット情報の時代である。何事も入念に予習とイメトレして臨めるではないか。今回の件でも、同型のPCのバッテリー交換記事としてこんなんがあり、似た商品のバッテリー交換記事としてこんなんがあるし、まったく同型のPCのバッテリー交換動画が有るが、こういった記事を見つかる限り見ておけば、それはもう十分予習になる。かつてGショック(GG-1000RG-1AJF)の電池交換をしたことがあるが、それが簡単に失敗なく出来たのも、ひとえにネット情報のおかげだった。
また、買う必要がある物品があるが、ゴム手袋にせよドライバーにせよその他その他110均等で安価で揃えれる。今回買う必要があるなのは他に新品バッテリー自体だが、売ってるサイトが何個も見つかる。眺めていれば、13-v107TUに適合するのが「HSTNN-IB7J」「4950mAh」「7.7V」なのだろうなぐらいのことが分かってくる。そして商品名が「SO04XL」。最安として6000円台で売ってるページが検索ヒットするが、こういう所は怪しいようなので、Amazonから8960円で買う。