ろう。しかしそんな事をする者も出てくるかもしれない。確かに現に通常使用されている限りでの言語という記号運用は、まだまだ上が想像できるような限られたものなのだろうが、可能性としては結局人間言語はどこまでも複雑なことが出来る。なるほどそうは言えるだろう。それとても今は文体に話を絞っていて、統語や音素や形態素や造語等々でもそう言えるのか複雑性に認知が耐えるのかまでは疑問だが、まあいいとして、今はこの可能性としてというのが問題である。可能性とは要するには無限という意味しか無い。確かに、例えば領域Aの可能性と言ったとしたら可能性域を限っているようではあるが、しかしそのA可能性域の範囲自体が量的には無限でしかありえずその中ではあくまで天井知らずなのである。もちろん無限とは定義ニヨリ表象も思考も出来ないのだから実際に無限量が現出することはないのだが、対象の範囲をあたかも自由自在に変えてしまえれるという意味で「可能性」は常に無限つまり都合よく伸縮自在なのである。つまり「可能性」と言えばなんぼでもハナシから逃げれる、もとい、「可能性」と言ってしまえば、対象の規模や範囲を自分の議論に都合いいように調整してしまえれるのである。だから、《ありうる事として・できうる事として》という机の上で話を進めるときにはすんごく注意が必要である。すんぐ自分の恣意が歪曲を始めだすから。しかも言語というのは記号やシンボルや代理表象の生産や操作という活動の中で明らかに一番複雑でありうるのかどうか、これさえも分からないだろう。音楽の要素と製法と方法とそれらの組み合わせは？絵画のは？CPUがやる計算は？将棋の手（リンク切れ用予備①・リンク切れ用予備②）は？
言語ついでに思い付いたことを言っておくが、ここをごく一例としてあっちゃこっちゃで書いてきたことだが「会話」というどうしょうもない無駄クソ行為があって、とにかく人間はこれが大好きである。社会脳仮説などが有るように他人と言語で交わるためにこの脳もとい神経構造になったのがヒトなのだから仕方がないことである。なんぼ実は無力でも言葉が大好きで言葉を発してないと死ぬ病気なんです。言葉を聞かせると元気に生きる病気なんです。間違ってはいけないが人間には食べ物よりも愛よりも愛知よりも愛媛よりも言葉が必要（ただしSKE48のほうがもっと必要、高岡薫のほうがもっと必要！！！）なのであり言葉を栄養分にして生きていけるのでありヒトは言葉に関しては光合成ができる独立栄養生物なのである。さて、それにしては、言葉を怖がる動物でもある。そんなに好きなのならなんぼでも言いたい放題しゃべってればいいのに、そうはしない。もちろん常識だのマナーだののことでもあるが、他にも、例えば長年「誤解」し合っていて仲に亀裂がある人らというのが有るし君もお前も私もみんなそれであるが、こういうのも、自分があ
んたに求めてるのは甲なのではなくて乙なのです的な一言一文を発しさえすればそれで氷解し氷結もぎたてストロングゼロではないか（ただしもぎたて以外不要）。たった一言が出せないために下手したら半世紀近くだってイヤな思いで付き合い続けることになる両人。親子なんかに多い話やな。もちろんこういったことだけでなく、ここに書いた話も関係してくるがほとんどと云うかほぼすべてと云うか1つ残らずありとあらゆる言
