地上最強のブログ

しばいてくぞ

むしろ脚だけでいい

Wie fremd und überlegen thun wir hinsichtlich des Todten, des Anorganischen, und inzwischen sind wir zu drei Viertel eine Wassersäule, und haben anorganische Salze in uns, die über unser Wohl und Wehe vielleicht mehr vermögen als die ganze lebendige Gesellschaft!

(Nietzsche, 1881,11[207])

 

(自分は生き物なのだから死物や無生物とは別物だと思っているだろうが、そんなおまえの体はゆうたら水袋みたいなもんなんだぞ。お前の中の無機物や物質こそがお前の幸不幸を決定するのであって、「人」とか「人生」とかつながりとかが決定するんじゃないからな。

ニーチェ

 

スクワットから逃げて今日もベンチに明け暮れるバカの1つ覚えたちのここベンチ大国だが、ボディメイクの蘊奥にして前提たるものが脚トレである。逃げてないでスクワットをやれ。吐け。それも、前ならえして不細工に尻突き出して空気椅子やってる例の絵ヅラのあの気持ちの悪いヨガもどきではなくて、最低100kgは担いだバーベルスクワット。

↓ こういうやつな。きっしょ!!!!!!!!

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そこの来る日も来る日もひたすら上半身を一所懸命やってるひたすらうんこども、みんながやってるから「とりあえず」ベンチカールレイズに精を出している(だけの)腕バカ胸バカ肩バカ、目障りだぞ。(ベルトコンベア上でどたどた走ってる二足動物たちなどは目障り以前の問題。)

巷間、フルなりフルボトム(ATG)なりがヒザに悪いだとか、浅いスクワットほど大腿がメインターゲットだとか、浅いフェラしかせん風嬢は要らんぞボケだとか、お前の体で本当に実感したんか聞きかじったこと鵜呑みにしてるだけじゃないんかと思える糞伝言ゲームが蔓延しているが、こんな、ラクしようという魂胆と無成果しか見え透いて来ない流言を気にせず、なんっぼでも思う存分フルでやったらいい。(このへんこのへん読んどけ。)別にパラレルでもいいのだろうが、せっかくコンパウンドなんだからケツがっつり稼働させろ。

The Epic Aesthetic氏のHigh Intensity Training動画を参考として貼っておく:

とはいえ普通のバーベルスクワットだと、膝をどれだけ前に出しても、つまりどれだけ股関節中心に調整しても、そんな涙ぐましい努力をしても、アイソレートにならない(このタイプのスクワット独自の有効性が研究されているにせよ)。臀筋に来る。尻ばっか痛なる。尻でばっかヌイてる。

どうやって脚をアイソレートさせるか(筋肥大ワークアウトの要はもっぱら対象筋のアイソレートにある)。脚といって大腿前部ばかり見てるとアホだし他から見ると、まずカーフについては、アイソレート種目しか無い。ハムに関しても、SchinkenとSchenkelが名詞クラス「男性」だが、コンパウンドのデッドをやったとしてもまずハムストリングス一点に効く+あとせいぜい脊柱起立筋イジめる(そうではないデッドリフトの話はしない)。こういった問題少ない部位は措くとして、今は大腿の前、殿筋となんとか分離したい大腿四頭筋だが、これのアイソレートは、ググっても、わかり切ったレッグエクステンションを繰り返すバカの1つ覚えしか見つからない(特に英語ページ)。だが実際現実上のワークアウトでは、フロントスクワットが見事きれいに大腿だけに効く。大腿四頭以外どこも使わん。臀筋を稼働させない。そのことは日本語でならかろうじて明言しているのが見つかる

確かに、プレス系の大腿種目でアイソレートさせるものと言えば、こういったスクワット、つまりプラッツ式ハックスクワット(予備)が有るが、少なくとも筋肉痛確認方法ではフロントスクワットだけが大腿のみに効いてるとしか言えない。それもスミスでやるに限る。フリーだと、バランス取るのに意識と非対象筋群が傾注されてもて、アイソレートに集中できん(ショルダープレスなんかもそうだな)。

Fazit:スミスでのフロントスクワットが、脚のアイソレート。

Fazit:けやき/日向の神推しは、佐々木美玲

ところで、テロップが勝手にホザいてるだけのウソ「超高強度」と違って、真正本物の超超超高強度レーニングをやっていて最早トレ以外の日常的非日常的活動で何をやってもまず滅多に筋肉痛にならなくなっているのだが、そうなる数年前、高強度トレーニング道初級の頃に(スミスでの)フロントスクワットが成功して5日後になお歩行困難という筋肉痛になっていたことがあって、これが、ものの見事にキレイに大腿前部のみだったものだが、この後年の、高強度トレーニング4割は極めているだろう時点で、スミスフロントスクワットが成功した時に3日後になお日常生活に支障が有るほどの筋肉痛がやはり大腿前部のみに来ていたものである。ということがあったぐらい、スミスフロントスクワットが大腿前部のみに高負荷が集中することが実証できている。

なお、こんなことを書いたからと言って、「筋肉痛」をウレシがるようなトーシローが物を言っているのではない。と言うか、筋肉痛というのは最終結論としては恐らくただの痛みに過ぎない。どこに効いたかの参考になるというだけのもの、しかも筋肉痛が起きているところに必ず筋肥大有効な負荷が加わっていたかの保証が別にあるわけでない。上腕二頭が痛くなったアップライトロウは二頭の肥大につながるのか。背中が痛くなったキックバックは広背「に効」いてるのか。坂口渚沙はなぜ完全完璧なのか(リンク予備)。

みっともないトーシローたちが「筋肉痛」や挙上重量などの話題に飛び付くものだが、そういうのがもし筋肥大を結果するものでないのなら、まったくの無駄話に過ぎない。目的はあくまで筋肥大によるボディメイクという事柄一点である。痛い思いをしている自分ちゃん・力持ちの自分ちゃんにウレシがっているオツムには、勘違いしか無い。痛みは痛みにすぎない。力は力であるにすぎない(Larry WheelsはLarry Wheelsである、マネしようとすんな)。ちなみに話ついでに言っておくが、テレビと言えば某サブいスポーツマンが外国での運転中の長時間腹筋運動後での大変な筋肉痛云々を話しているが、腹筋という無駄運動の最たるもののしかも「筋肉痛」などという話など、だからどうしたというゴミ話題の最たるゴミ話題であり、こいつの腹筋がこれで有意に発達しているのでないなら、オメデタすぎて話にもならない阿呆である。お前は修行でもしてんのか。(いや、そうなのだろう。「トレーニング」に励む人口の99999%が、筋肥大が目的であるという事を忘却の彼方に置いてきていて、そのやってることが時給0円肉体労働はたまた激安サウナに堕しているのだが、筋肉痛をウレシがっている人種などは、激安マッサージ或いはジム内武者修行のつもりでトレをしているようである。

なお、無酸素ウエイト(マシン)ワークアウトにスポーツ等のパフォーマンスの補助効果を求めてもほぼ全く意味がないし求めてほしくないのだが、それでも、こんなんこんなんや見たら、さぞかし有効な補助になっているのだろうと思ってしまう。実際バーベルスクワットとデッドリフトやってりゃ(ベンチは要らん)、何がしかは得られるものがあるのだろう。知らん。どうでもいい。がとにかく、それでも、特に(スミスマシン)フロントスクワットからは何も得てもらわんでいい。(スミスマシン)フロントスクワットに、脚の筋肥大用のアイソレート種目以外のものであってもらいたくないものである。その理由、この記事で述べる。

ということで、フロントスクワットは専ら筋肥大目的の行為、ボディメイクのための特権であってもらったら、それでいい。というふうに書くと、フロントスクワットがスクワットの小集合であり何とも狭い世界のエクササイズだと速断するかも知れないから言っとくと、到底そんなことにならない。この記事も参照されたいがいま人間身体のsummum bonumが美というものだとしか考えられないすると、同時に身体に寄せる関心のほうもほとんどがその美醜への関心であること、これも否定しがたいだろう。健康や労働よりもずっとはるかに美醜だろう。喧嘩よりも「強」さよりもずっとはるかに美醜だろう。ずっとはるかに美醜だろう。結局多かれ少なかれエエカラダになりとーてお前はジム行っとんだろ。走っとんだろ。モテてーんだろ!!また、だいぶ上にリンク貼った記事で詳細に検討しているが、造型という意味での美造り=ボディメイクには、筋肥大しか方法が無い。以上の観点からすると、エクササイズ人口の巨大部分が筋肥大目的の種目を選んでいるのが当然、という論理的帰結になる。で、尻を巻き添えにしたくないなら、フロントだ。当然そうなる。

ところで現実にはフロントスクワット人口が多くもないが、それは、誰も「べき」から「する」が導けないから、正しいことを知った上で何かに取り組む人が稀だから、であるに過ぎない。人間は合理的に行動しはしないのである。もう一度言う、人間は合理的ではないのである。もう一度言う、人間とお前は理性の声を聞かないのである。フロントスクワットの普遍的有効性自体は、なーも変わらん。

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いま人体の特性特徴という話になってるが、その骨格筋配分布置の特徴を見ると、キンニクというのが半身に偏っていることが判る。そう、太く逞しい腕()でもステキな「胸」「板」(爆)でも広い背中(失笑)でもなくて(背中筋は「広」いのではなくて「薄」い)、お前の全身に付いてる筋肉、その大部分が、脚と尻に集中しているのである。よく言うように骨格筋の7割が半身という言い方をしてもいいだろうし、鐘の音鈴の音の100割が髙橋彩音だという言い方をしてもいいし、乃木坂の半分が結局1期生だという言い方をしてもいいだろうし、体積で見ると半身のどの代表的筋肉も半身のどの代表的筋肉よりも小さい・半身最大の三角筋でもカーフよりも小さい・腹筋()など大腿の約10分の1しかないという言い方をしてもいいだろう(これこれこれと等々参照になるページなんぼでもある)。筋肉とはまず脚であり、脚こそ「ボディ(ー)」の本体である。とまで言うしかない。それもそうで、その逆である上半身偏愛人類史の慣行なのだから、逆命題を打ち出したらええのである。これこそが「バランスの取れた」意見である。美術史を見れば、無知愚昧の上半身偏向に溢れ返っとる。しかし、よう自分自身を確認せえ。人間は脚動物である。「脚」トレをしてなんぼ、脚が発達してなんぼなのである。

ちなにみ、書いてきたようなことはネットに溢れ返ってる話だし、本なんかにも書いとることなのだろう。知らんが。ところが、ヒトがその美学美的感性上なぜ特に半身を偏愛するのか、なぜヘソや胸から上ばっか注目するのか、ここばっか注視の対象になり脱がれ描かれるのかと言うと、その事には誰も注目しようとしない。これは本当は誰でも気付くはずのヒドい偏向である。美術彫刻その他の造型芸術を見渡せば、ひたのひたすら上半身偏向が見つかるばかりである。胸像・トルソー・肖像、描かれ造られ想われるのは(現代の気色悪い用語で言うと、「まなざし」(←気持ち悪すぎる反吐語彙)が「注がれる」のは)、いつの世でもどの地域ででも、アホほどひたすら、上半身ばかりである。もちろん詩文芸などの言語芸術世界でも、人が観て寿いでそこに一喜一憂するのは、もうバカの1つ覚えにひたすら、上半身また上半身である。こういうのは、もちろん、心的なものというかチカラや生命が胸腕背中シックスパック()にイメージ投影されがちだからなのだが、とはいえ、だからそれがなんでなのか、なんで人が下半身から目を反らすのかということ、これを誰も言ってない考えてないようである。上半身が「デカ」く見える(そら内臓ぎょうさん詰まった袋だからな)から?視感覚受容器が上半身のしかもてっぺんに有るから?ハイ無難な回答、お前は帰れ。今「美」を前提にしているのですけど、なぜ、明らかに「醜」の代表であるようなチキンレッグや奇形の奇病であるサイギャップでも誹りを免れてしまう程に、下半身が審美から免除されるのか、上半身にばっか関心が集まるのか、なぜそないに下半身から目を反らしたいのか。お前そこまで考えたか?ということである。思うに必竟これも(他の数々の人間に関する問題と同様に)性絡みの事情に因るのではないのだろうか。端的に言うと、そこに〇ンコ〇ンコが有るから、下半身から目を反らすのではないのか。そこを注視鑑賞造型関心の対象にはしにくいと言う暗黙の禁忌、何なら社会的でさえあるタブー感情が、あるのでないか。そこが性的に直截的な箇所だから、そうだから、「脚」と「尻」が(明らかに美に最もカンケーしているのに)話のラチ外に置かれるのでないのか。誰も見ようとせず見たくてたまらず、指の間に隙間を開けて目を覆いつつ見開いているのではないのか。このようにして、下半身が簡単には脱衣できざるものとなり、被服によって年中極力隠され、注目から外れるように努力される。チキンレッグのいわゆる《ズボンで隠れるから》などを思い出してもいいだろう。注目しにくいから、話のラチ外に置かれる。どんどん露出から遠ざかる。スパイラル。しかしながら。ということはだ。すべての細部議論検討を無視してざくざくのざっくりに言うと、表現に於いてヨリ下半身の絵ヅラを露出できてる・前面に出せてる・ためらいが無い・見せようとしてきてる・下ナメである、というケースほど、ヨリ人体美に露骨直截に迫っていると言えるのはないのだろうか。少なくとも、そういう傾向を考えても、面白くなくなくなくはないであろうし、何か言えてなくはないであろう、マジの虚心坦懐に人体美自体を想っている者であるのならば。このような比例関係を、仮説してもよいであろう。脚(と尻)に注目できれば出来るほど表現に素直でいてると言えるのではないか。短パンvs.ビルパン。この観点からもっかい美術史表象史を見直したら何か得られるのではないだろうか

 

僕の涙は流れない

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