地上最強のブログ

しばいてくぞ

魔王が落とした日航ジャンボ (4)

 

前回の記事から

ようやく

ラムシュタイン

Reise Reise

Reise Reise

  • Rammstein
  • 発売日: 2004/11/16
  • メディア: CD

収録「ダライ・ラマDalai Lama〕」の歌詞を見て行く。日航ジャンボに関してはWikipediaの記事から引用している。歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

夕方、上空に飛行機。快適な室内で眠ってしまいそうな父子。3時間〔伊丹発羽田行123便3時間分の燃料を積んでいた〕もすれば実家。快晴。

 

目が痛いくらい晴れた空(研究生)

目が痛いくらい晴れた空(研究生)

  • SKE48
  • 発売日: 2012/05/16
  • メディア: MP3 ダウンロード

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

破滅へと落下するのみ〔「堕落→墜落」をイメージできる〕。我々は死ぬまで生きるしかない〔何かの格言というより、墜落まで座席上でシートベルトに縛られて死の恐怖に慄かねばならない乗客というホラーを意味しているとも取れる〕。人間は空の者ではない〔飛行機で空に舞い上がる文明の増上慢か、或いは単に「空は飛べない」の意味で、誰も助からないの意味か〕。天の主〔「神」を意味する定型句だが、ここでは空を統べる邪神と言っているのか〕が風の子らに、あの飛行機の中の寝ている子供〔「人の子」もキリスト教の語彙〕を拉して来るのだ、と言う。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

子供 時間の感覚もなくなる。何かのエコーが聴こえる。夜のなか雷が鳴っているがこれは風神〔„Wolkentreiber“というのは普通ギリシャ神話のゼウスのことだが、そういった伝統形象も重ね合わせているのか〕が嘲笑している声である。機体を揺らすから乗客が飛び起きる〔人間を「積み荷」になぞらえる不可解な表現だが、ジャンボ機が御巣鷹山に時速数百kmで激突して一瞬で520名が死体となる光景のグロテスクさの見事な描写になっているとも言える〕。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

破滅へと落下するのみ。我々は死ぬまで生きるしかない。子供が父に言う〔「魔王」のなぞり!〕:「雷鳴っとうで、あれ風の支配者やで〔魔物の素性をなぜか知っている子供のさかしらさも「魔王」と一致〕。連れてかれんねん」。

 

風を待つ

風を待つ

  • STU48
  • 発売日: 2019/02/13
  • メディア: MP3 ダウンロード

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

むらくもより合唱がしたたり落ちて子供の耳に這い入ってくる〔などという雅語的な表現にうれしがってしまわないようにしたい。「sich in X kriechen 」ということで、歌声が子供にだけ聴こえていると述べているのである〕:「俺らははらからだから、こっからどこも行かんでええから」。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

外が嵐になっている〔日航ジャンボ航空も乱気流に巻き込まれたという説がある〕。機内で気圧が急低下。夜のなか雷が鳴っている。乗客がパニックに陥る。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

破滅へと落下するのみ。我々は死ぬまで生きるしかない。神〔と書いてある。風神とは別であろうか〕に「風を収めるように天に言うて下さい。無事着陸させてください」と子供祈る。

 

Position

Position

  • AKB48
  • 発売日: 2018/03/28
  • メディア: MP3 ダウンロード

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

むらくもより合唱がしたたり落ちて子供の耳に這い入ってくる:「俺らははらからだから、こっからどこも行かんでええから」。

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

父が抱きすくめる〔「魔王」冒頭部分!それが終盤に置いてある〕。力込めすぎてるのだが、恐怖で我を忘れていて、窒息しそうなのが分からない。というより窒息死させてしまった。魂が風の魔霊に連なって一緒に歌い出す〔子供の霊魂だけは救済?〕:

 

(歌詞はこのページこのページこのページなどで確認できる)

「俺らははらからだから、こっからどこも行かんでええから」〔これを歌っているという事は、子供も邪神の配下に入ったことになる〕。

次回の記事に続く