地上最強のブログ

しばいてくぞ

タイトルの妙味

さんを付けろよK9999
たしかに一瞬気になることではあるが無視してしまうこと、『AKIRA』(1984~1993)、内容自体は触れる価値一片も無いが、各巻に巻タイトルが付いていて、1巻「鉄雄」2巻「アキラ I」3巻「アキラ II」4巻「ケイ I」5巻「ケイ II」6巻「金田」となっている。この巻題名、特にその巻の内容を表している訳ではなくて、主要キャラクターの名前を何となく作品分節単位(ここでは「巻」)のタイトルに冠するという処置である。これもし巻題名が特にその巻の内容を表していたとしたら、愚直でダサい。作品の節目(巻)になぜそのタイトルを付けたのか分からなくもなくなくないが妙なズレ・齟齬を感じる。そこにオシャレがある。これは、格好いい命名法である。

が、調子こくなよ。この格好いい命名法、他にも有る。結論言うと、それを収集して何かしらタイトル命名のオシャレを明らめまくしたりたい、と考えている。が言うといて材料が全く足りん。あと2つしかネタ知らんのだ。(作品分節単位タイトルじゃなくて作品タイトルそのものと内容とのカッコいいズレに関してこの記事参照

(1)ジョイスユリシーズUlysses〕」(1918~1922)。かっけーな!しかしな、英語ってのは音声がアホだから、「オデュッセウス」を「ユリシーズ」としか読めないだけだ。他に古典語で言うと「アテネ」が「アシーナ」、「Κράτος」が「クレイトス」、「アプロディテ」が「ヴィーニュース」だ。アホ言語だ。「ASUS」は「アースース」だ。間違えんな。)中身見る気ならんから丸写し(英語興味無いから原語飛ばす)

第一部 テレマキア

第一挿話 テレマコス
第二挿話 ネストル
第三挿話 プロテウス

第二部 ユリシーズの放浪

第四挿話 カリュプソ
第五挿話 食蓮人たち
第六挿話 ハデス
第七挿話 アイオロス
第八挿話 ライストリュゴネス族
第九挿話 スキュレとカリュブディス
第十挿話 さまよう岩々
第十一挿話 セイレン
第十二挿話 キュクロプス
第十三挿話 ナウシカ
第十四挿話 太陽神の牛
第十五挿話 キルケ

第三部 ノストス

第十六挿話 エウマイオス
第十七挿話 イタケ
第十八挿話 ペネロペイア

ということ。各タイトルにこんな意味が込もってる云々の論が有るがそれは分かったから、そういうことじゃなくて、そのタイトルが作品分節単位(「挿話」)の内容そのまま愚直ストレートな看板になってはいない所を見ろ。挿話タイトルのキャラが本当に神話そのままの姿でその挿話に登場する訳がないし、そんなことより、挿話とタイトルがいかにも分かりやすく照応していてタイトルの意味が容易く飲み込めたとしたらそれはもうただにダサダサダサいということを見よう。飲み込めなさ、含んだ余韻、がカッコいいのである。それでもこの作品では作品分節単位とそのタイトルの関係が云々される。アホやなあ。

Plato: Republic X (Aris & Phillips Classical Texts)

Plato: Republic X (Aris & Phillips Classical Texts)

  • 作者: F. S. Halliwell
  • 出版社/メーカー: Aris & Phillips
  • 発売日: 1988/12
  •  
  • Aris & Phillips Classical Textsという注釈が抜群のシリーズで、学習に最も頼もしいものなのだが、ホメロスの巻(ISBN: 9780856686283)がアフィ出んから、別にリンク貼っとくわ。

次に、
(2)ゲーテの『ヘルマンとドロテアの邂逅〔Herrmann und Dorothea〕』(1797)。ここでは作品分節単位が「歌」。(なお、誤解が多いが、「ギョエテ」じゃなくて「ゲーテ」だし、「ヘルダーリン」じゃなくて「ヒョエルデルリーン」だ。間違えんな。)

1. Gesang: Kalliope. Schicksal und Anteil
2. Gesang: Terpsichore. Hermann
3. Gesang: Thalia. Die Bürger
4. Gesang: Euterpe. Mutter und Sohn
5. Gesang: Polyhymnia. Der Weltbürger
6. Gesang: Klio. Das Zeitalter
7. Gesang: Erato. Dorothea
8. Gesang: Melpomene. Hermann und Dorothea
9. Gesang: Urania. Aussicht

各歌にまず芸術9女神の名を冠している。オシャレ杉。それに副題的に登場人物名などを付けているが、別にこの登場人物がこの歌で初登場主活躍する訳でも何でもない。それがええねん。内容のほうは、題名の男女が出会って結ばれるまでの成り行きとその間の社会の世相を映したリアルタイム牧歌劇。訳も付けるとこうだ:

第一歌 カリオペ:アンガージュマン
第二歌 テルプシコラ:ヘルマン
第三歌 タレイア:公民
第四歌 エウテルペ:ヘルマンのおかん
第五歌 ポリュヒュムニア:グローバル
第六歌 クレイオ:この御時世
第七歌 エラト:ドロテア
第八歌 メルポメネ:ヘルマンとドロテア
第九歌 ウラニア:今後

芸術9女神だが、カリオペが弁論術・叙事詩・学術・思想、テルプシコラが合唱・舞踊、タレイアが喜劇・牧歌、エウテルペが音楽・詩歌、ポリュヒュムニアが弁論術・頌歌・農耕・パントマイム、クレイオが歴史・竪琴、エラトが恋歌・歌謡・舞踊、メルポメネが合唱・悲劇・悲歌、ウラニアが天文学占星術を司っている。司っているこれらの内容には異同が有る。これらの女神のこういった役柄が各歌の内容と関係あったりする訳ではない。そう強弁できても、再三、ダサいもんしか見えん。

と言うより、タイトルサブタイトルと物語内容がズレにズレまくっていて、オシャレの極みになっている、まさに粋(いき)である、と考えろ。

バレッタ TypeC

バレッタ TypeC

  • 乃木坂46
  • 発売日: 2013/11/27
  • メディア: MP3 ダウンロード

それは9女神ていうか8福神+1