地上最強のブログ

しばいてくぞ

High-Intensity Training the Mike Mentzer Way (2)

前回の記事から

 

本書の構成がこのようである:

vii〜xiiiページ:Preface〔共著者John Littleによる序文〕
1〜4ページ:Introduction: a New Perspective〔メンツァーによる序文〕

9〜27ページ:Part I. Preliminary considerations
・・・9〜11ページ:1 The Role of Realistic Goals
・・・13〜19ページ:2 Individual Potential
・・・21〜27ページ:3 On the Need for Principles

31〜81ページ:Part II. Fundamentals
・・・31〜37ページ:4 The First Principle: Identity
・・・39〜43ページ:5 The Second Principle: Intensity
・・・45〜49ページ:6 The Third Principle: Duration
・・・51〜57ページ:7 The Fourth Principle: Frequency
・・・59〜65ページ:8 The Fifth Principle: Specificity
・・・67〜75ページ:9 The Sixth Principle: Adaptation
・・・77〜81ページ:10 The Seventh Principle: Progression

85〜111ページ:Part III. Derivatives
・・・85〜101ページ:11 A Compendium of High-Intensity Training Principles
・・・103〜111ページ: 12 Free Weights vs. Machines - Which Are Better?

115〜163ページ:Part IV. Putting theory into Practice
・・・115〜137ページ:13 The Ideal (Principled) Workout
・・・139〜155ページ:14 Substituting Exercises
・・・157〜163ページ:15 Advanced (Consolidated) Training

167〜183ページ:Part V.
・・・167〜171ページ:16 The Art of Peaking: Enhancing Muscular Definition
・・・173〜175ページ:17 Your Mirror and How to Use It
・・・177〜183ページ:18 The Art of Posing

187〜213ページ:Part VI.
・・・187〜191ページ:19 Developing a Siege Mentality in the Gym
・・・193〜197ページ:20 The Psychology of a Competitive Bodybuilder
・・・199〜207ページ:21 Becoming an Olympian
・・・209〜213ページ:22 The Best Is Within You

215:Appendix: The Competitive Bodybuilding Record of Mike Mentzer(この頁で、1970年~1980年とぴったり’70年代まるまるを、ほぼぴったり20台まるまるで駆け抜けたメンツァーのBB戦歴を記している。)

217〜222ページ:Index

全体の4分の1近くを占める第4部のトレーニング実践編が最もボリュームが有るし、この部こそ、H I Tを早く試したい場合には真っ先に読む箇所であろう。この部まで第1部から徐々に説き起こしていっているが、各部で前述の議論や用語を解説し直しているので、どの部から読み始めても支障がほとんど無い。よって丁寧に通読すると、いや1部だけを読んでも、繰り返しが多いという印象を受ける。

とはいえ、個々の箇所でしか読めない記述も有り、雑に読むことが出来ない。例えば、

  • HI   I   Tにおいて余り言及されることの無い)ウォームアップは、例えばデッドリフトなら、本セットで165ポンド〔約74.8kg〕を7レップスできるとすると115ポンド〔約52.2kg〕7〜10レップスと145ポンド〔約65.8kg〕2〜3レップスの2セットでやる
  • レッグエクステンション+レッグプレスという事前疲労セット+コンパウンド種目セットをするならこれのウォームアップはレッグプレスで行う

というような貴重な記述が136頁でやっと見つかるが、他の箇所では見つからない、といったことがあるということである。なおこのことに関してだが、メンツァーのHI   I   Tはウォームアップを重視しており、アップのセットが3セットあり、ここで高強度も行い本番セットで最高強度を行うとメンツァーが発言していた、すなわちメンツァーのHI   I   Tは多数セット法と言えるのだ、などというお前が勝手に言ってるんだろ典拠皆無ネット発言が有る(ここの>>57)が、本書ではそのような考えを述べていない。この136ページでもセット数を相当限定しているが、73ページでも、H I Tを行うには週2回、1部位2セットのみに限定せよと明言している。端的な例を見よう。はっきりとメディアに露出する形で自身のBBを表現している人物の中では最も目立っているメンツァー後継者(にしてHI   I   Tの精神的指導者)と言えるMarkus Reinhardtのつべの動画:
でReinhardtが着ているTシャツに"One Set Can Kill You"と大書してある。1セットだけなんじゃボケ!!ところで、メンツァー自身が本書に記してあるような型のH I Tを行っているのを見れる映像が存在しない。メンツァー自身のトレーニングを記録した映像があるが、
ごく普通のワークアウトをしているだけである。メンツァーがBoyer CoeのHI   I   Tを指導している映像もあるが、これもごく普通のウエイトトレーニングの映像にすぎない。
よってH I Tの実践を映像で見るには、Mike Mentzer's HIT Exercise DVD (Video)しかない。
Reinhardtがメンツァーの指導を受けるという演出の映像であり、サディスティックなH I Tの強烈極まりない光景が見れる。また、メンツァーよりも早くジョーンズとH I Tを行っていたCasey Viatorが一般人を指導している映像:
を見ても、本書で描写しているのとほぼ相同のH I Tを行っている。さて、トレーニングにかける時間(duration)を極めて否定的に見ている、つまりトレーニング時間が短ければ短いほどいいと主張している第6章を読んでいると、ボディビルを行う人間が利用する身体的ストレスとしては、日焼けを起こす陽光、

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バーを握る手の平にできるタコ、

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筋肉に加えられる負荷の3つが代表として有るとしている(47〜48頁)。トレーニング頻度(日数)もやはりなるべく少なめに見積もっている第7章を見ると、トレーニングと休息の重要性が完全に等価(„literally 50-50“)であり回復にかかる長い時間(長くて120時間)を軽視してはならないという思いっ切りアンチハイボリュームの記述をしている(54〜56頁)。

といった内容をしており、やはり全ページ読みたいものである。他にも、上腕二頭筋主要な機能を「前腕の屈曲」ではなくて「手を回外すること」であるとして肘関節の屈曲は副次的な働き(!)なのだからカールに際しては手の平が真上を向いていなければならずEZバーなどカールの効果を削ぐのだとしている(129〜130頁)のも興味深い。

 

次回の記事に続く